出版社内容情報
「日中戦争は日本の侵略だったのか?」。日中両国の研究者が辿りついたのは、驚くべき新事実だった。近現代史を塗り替える渾身の論考。
【著者紹介】
立命館大学名誉教授
内容説明
日中戦争は“日本の侵略戦争”とされてきた。しかし、史料を丹念にひもとくと、知られざる実相が見えてきた。日本が中国との和平工作を何度も試みてきたこと、中国では日本との主戦論が圧倒的だったこと、そして両国の背後でドイツが暗躍していたこと…。次々と明らかにされる「真実」に、読者は歴史認識の再構築を迫られるに違いない。近現代史を塗りかえる画期的論考。
目次
序章 国際政治と戦争
第1章 日中戦争に至る歴史的背景
第2章 日中戦争と中国
第3章 日中戦争と日本
第4章 日中戦争と中国社会
第5章 中国社会を変化させた戦争の力学
第6章 日中戦争から太平洋戦争(大東亜戦争)へ
第7章 中国人の「歴史観」
著者等紹介
北村稔[キタムラミノル]
1948年京都府生まれ。京都大学文学部史学科卒業、同大大学院博士課程中途退学。三重大学助教授を経て、立命館大学文学部教授。2014年に退職し、立命館大学名誉教授。法学博士。専門は中国近現代史
林思雲[リンスーユン]
ペンネーム。1963年中国南京市生まれ。1985年南京大学を卒業。1992年に留学のため来日。1996年に九州大学で工学博士号を取得後、日本の企業に就職。1997年以降、中国語インターネットウェブサイト上で日中関係をはじめとする様々な分野について個人的な見解に基づく文章を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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