PHP文庫<br> 尾木ママの10代の子をもつ親に伝えたいこと

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PHP文庫
尾木ママの10代の子をもつ親に伝えたいこと

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  • サイズ 文庫判/ページ数 251p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569761688
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C0137

出版社内容情報

親子間の距離の取り方やいじめ、性のことなど、問題山積みの思春期の子育てをどのように乗り越えるか。人気の教育評論家がアドバイス。

【著者紹介】
教育評論家

内容説明

ケータイ、スマホ、LINEなどの影響で、子どもが多くの情報に触れたり、友達と常に繋がってしまうことが、10代の子をもつ親の不安をいっそう強くしています。本書は、人気の教育評論家が、“性の問題”“いじめ”“親子の適度な距離の取り方”など、10代特有の問題について、親が今日からできる対策をやさしくアドバイス。思春期の子をもつ親の心のモヤモヤが晴れる一冊です。

目次

第1部 10代の子ども特有の心配ごと(思春期とはどのような時期か、おさらいします;思春期の子どもとどのように接すればよいのでしょうか;彼らは「友だち関係こそすべて」という世界で生きています;10代のいじめ問題について考えます;避けて通ることはできない性の問題について)
第2部 変わる思春期に親はどう対応する?(「うちの子に反抗期はないみたい」って、ほんとうですか;思春期の子がもつ強いエネルギーをどう生かせばよいのでしょうか;思春期の子どもにとって「ここちよい場」を家庭の中に)

著者等紹介

尾木直樹[オギナオキ]
1947年生まれ。早稲田大学卒業後、海城高校、東京都公立中学教師として、22年間ユニークで創造的な教育実践を展開。現在、教育評論家、臨床教育研究所「紅」所長、法政大学教授・教職課程センター長。執筆、調査・研究活動、全国への講演のほかメディア出演も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すももんが

4
反抗期って言い方は昔からあんまり好きじゃないです。大人への反抗は精神的に成長している証拠、という尾木ママの言葉が響きました。自己主張できるようになって、本当だったら喜ばしいことなのに、大人の都合や感情ばかりが優先されているみたいで、何だか子どもが可哀想になる。「魔の2才児」って言い方も同じ理由で嫌い。子どもよりも、大人のほうがわがままなのかなって思う時がある。2019/02/19

かやん

4
自分が10代の時もこんなだったのかな娘たちもさほど苦しんでいないみたい(深層はわからないが)女子より男子の方が難しいってことや昔と今の違いなどあらためて納得出来るし、各章とても参考になりました。2014/06/21

タミイ

3
母親には難しい「短く叱ってパッと引く」や男子の反抗と性について等、勉強になった。どの言葉もすうっと心に入ってくる尾木先生マジックがさすが。スマホ・LINE等、IT絡みの時代変化への対処法も参考になる。価値観を押し付けず尊重し愛情と理解を示しつつ、壁となり毅然と子供に向き合う事が大切。自分の反抗期は確かに思い出せないが、乳児の頃の記憶がない幼児期健忘と同じ特殊な時期という説が興味深い。だからこそ大人に向けて脱皮できるのだろう。子供の思春期を楽しみつつ対応すること。短い注意でも「届いているはず」と信じよう。2015/07/03

biba

2
「反抗期」が激しかった自分を思い出します。今は私の頃と違って、家庭での平安を子供達は求めているのかな、それだけ家の外が大変(気が休まらない)なのではないかなと思ったりしています。この本が書かれてから10年以上。さらに社会は変わり、子供を取り巻く環境も変わっている感じがします。不安になる子育てですが、この本を読みながら自分の不安だけでなく子どもの不安にも寄り添っていければなと思いました。2024/12/18

しゃんしゃん

2
たいへん参考になった。10代の子にとって親は壁でなければならない。けれど親は自分の価値観を単純に押し付けてもならない。全く時代が変わったことを理解し、その上で親と子がバートナーとして次代を創っていくことが求められる。親も常に高みを目指しながら押し付けにならないように自分の人生観、世界観を子に示しつつ一方で子に学んでいくことが必要。ともかく楽しみつつ子育てしたい。2015/06/28

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