PHP文庫
「ゆっくり育てる」と、子どもは伸びる!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 201p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569761244
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C0137

出版社内容情報

子どもが本来持っているペースを大事にしながら、お母さんがイライラせずに楽しく子育てをするには? 教育経験豊富な著者が優しく紹介。

【著者紹介】
千葉大学名誉教授、心理学者、元千葉大学附属小学校校長

内容説明

「早くしなさい!」がつい口グセになっていませんか?世の中全体がスピードアップして追い立てられるように予定を消化する日々では、しかたのないことかもしれません。しかし、あえてゆっくりと接することで子どもに考える力がつき、子育てがラクになります。本書は子どもの自立心を育てる「早く!」と言わないしつけのコツを優しく紹介します。

目次

第1章 「早く早く!」が子どもの心を混乱させる(「早くしなさい」と「ちゃんとしなさい」で子どもは混乱する;「早く早く」が子どもの自立心をさまたげる ほか)
第2章 子どもには「早く」、自分は「忙しい」の母親心理(頑張り屋のお母さん、頑張っているのはあなただけではありません;「お母さんは忙しいの」は、母親の「わがまま」か「言い訳」です ほか)
第3章 子どもの夢を、まず親が諦めていませんか(小さな子がオリンピックを目指して何が悪いのでしょうか;「何をやらせてもダメなんだから」で、子どもの諦めが早くなる ほか)
第4章 「子離れ上手」なお母さんは幸せ上手です(お母さんがいないと、どの子もちゃんとするものです;きょうだいゲンカはお母さんの介入を予想しています ほか)
第5章 お母さんのゆっくりリズムに、追いつく子ども(子どものリズムに合わせて「ゆっくり」を楽しもう;「ゆっくり」を自分に言い聞かせたときに笑顔が生まれます ほか)

著者等紹介

多湖輝[タゴアキラ]
1926年生まれ。東京大学文学部哲学科(心理学専攻)卒業、同大学院修了。千葉大学名誉教授。心理学者。元千葉大学附属小学校校長。東京都・「心の東京革命」推進協議会会長。(財)中央教育研究所理事長。(財)ソニー教育財団顧問。(学)マルチメディア・アート学園校長など歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mikan-san

2
久しぶりにとても耳に痛い内容の本に出会った気がする。 心に響くというくか、かなりイタイところをついてくる本で自省の念に駆られた。 いざ実際子育ての場になると、やはりいつもの「早く早く」のママになってしまいがちだが、 この本の教えを常に念頭に置くようにして、軌道修正しながら、子供の立場を思って子育てをしていきたい。  2014/03/01

T Kashima

1
タイトルですべてを表現している良冊です。親のペースに巻き込まないように心がけて、ゆっくりとでもちゃんとできるよう導き、子供の問いかけに「なあに」と答える、ゆとりをもった心で子供に接することが大切だと改めて認識しました。2017/09/20

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