出版社内容情報
子どもが本来持っているペースを大事にしながら、お母さんがイライラせずに楽しく子育てをするには? 教育経験豊富な著者が優しく紹介。
【著者紹介】
千葉大学名誉教授、心理学者、元千葉大学附属小学校校長
内容説明
「早くしなさい!」がつい口グセになっていませんか?世の中全体がスピードアップして追い立てられるように予定を消化する日々では、しかたのないことかもしれません。しかし、あえてゆっくりと接することで子どもに考える力がつき、子育てがラクになります。本書は子どもの自立心を育てる「早く!」と言わないしつけのコツを優しく紹介します。
目次
第1章 「早く早く!」が子どもの心を混乱させる(「早くしなさい」と「ちゃんとしなさい」で子どもは混乱する;「早く早く」が子どもの自立心をさまたげる ほか)
第2章 子どもには「早く」、自分は「忙しい」の母親心理(頑張り屋のお母さん、頑張っているのはあなただけではありません;「お母さんは忙しいの」は、母親の「わがまま」か「言い訳」です ほか)
第3章 子どもの夢を、まず親が諦めていませんか(小さな子がオリンピックを目指して何が悪いのでしょうか;「何をやらせてもダメなんだから」で、子どもの諦めが早くなる ほか)
第4章 「子離れ上手」なお母さんは幸せ上手です(お母さんがいないと、どの子もちゃんとするものです;きょうだいゲンカはお母さんの介入を予想しています ほか)
第5章 お母さんのゆっくりリズムに、追いつく子ども(子どものリズムに合わせて「ゆっくり」を楽しもう;「ゆっくり」を自分に言い聞かせたときに笑顔が生まれます ほか)
著者等紹介
多湖輝[タゴアキラ]
1926年生まれ。東京大学文学部哲学科(心理学専攻)卒業、同大学院修了。千葉大学名誉教授。心理学者。元千葉大学附属小学校校長。東京都・「心の東京革命」推進協議会会長。(財)中央教育研究所理事長。(財)ソニー教育財団顧問。(学)マルチメディア・アート学園校長など歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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