PHP文庫<br> 人生は自ら創る

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PHP文庫
人生は自ら創る

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  • サイズ 文庫判/ページ数 178p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569761213
  • NDC分類 159
  • Cコード C0110

出版社内容情報

本当に知るとは、創造すること――。東洋哲学の泰斗が、混迷の時代を歩む若者たちに、人生をより善く生きる智恵を説いた珠玉の講話録。

【著者紹介】
思想家、東洋学者

内容説明

昭和36年7月―。敗戦から立ち直り、高度経済成長が進む一方で日本人の伝統的価値観は失われ、当時の若者にとって決して明るい時代ではなかった。本書は、東洋学の泰斗として敬愛を集めた著者が、前途有為の若者たちに3泊4日の研修会で直接語りかけた珠玉の講録である。「本当に知るとは、創造すること」「運命と宿命の違いとは」「素行と自得」など、混迷の世を生き抜く叡智を学ぶ人生指針の書。

目次

第1章 現代文明の堕落
第2章 人生と機
第3章 命と数について
第4章 命は我より作す
第5章 民族・国家の運命
第6章 素行と自得
第7章 東洋哲学の特徴
第8章 おわりに

著者等紹介

安岡正篤[ヤスオカマサヒロ]
明治31年(1898)、大阪府に生まれる。東京帝国大学法学部卒業。「東洋思想研究所」等を設立。また、戦後は「全国師友協会」「新日本協議会」等をつくり、政財界の精神的支柱として多くの敬仰者を持った。全国師友協会会長、松下政経塾相談役を歴任。昭和58年(1983)12月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

大先生

9
再読。【「自得」=自分で自分をつかむ。人間は自得から出発すべきで、金や地位などは枝葉末節。ところが、人間は自己を最も失いやすく、そこからあらゆる間違いが起こる。まずは己の命(絶対的・必然的な何か)を知ること(知命)、すなわち自得が重要である。そして、自得するには学問修養が必要。自得すれば、自ら自分の命を創造することができるようになる(知命)。自得した人物を社会は決して捨てておかないから、自得することが社会で活躍する近道でもある】自分を見失い世の中に流されるまま生きていては駄目だよ!ということですね。2022/08/26

コサトン@自反尽己

5
同年春に読んだ関西師友協会にて発行の同名の書(市販対象の刊行ではないため、小生にてオリジナル登録済)とほぼ同じ内容の編集のため、詳細な感想は省略とす。安岡師の関連本としては比較的わかりやすい内容ではないかと。初心者にはお薦め。2013/12/25

アイマール

1
・機というものはツボとか感どころとかいうものであって、その一点で全てに響くような一点を機という。そこで気を外すというと響かない、つまり活きない。 ・一切の事というのは何かの機、何かのはずみで変化する。そういう何でもないもののようでいて、特異な、大変なことが勃発するような点、シンギュラー・ポイント、自然はそういうシンギュラー・ポイントに満ちている。 ・その心を盡すも者はこの性を知り、その性を知れば則ち天を知る。 ・根本的・本質的に、人間はまず何を得るか、まず自己を得なければいかん。本当の自分をつかむ。自得。2022/02/13

大先生

1
普通の人は運命というものを宿命的に考えているが、運命と宿命は違う。人間が浅はかで無力であると宿命になり、人間が磨かれてくると運命になる。運命は、自分で自分の命を創造することなんですね。「女房と畳は新しいほどよい」「バカ殿」の本当の意味も知りませんでした。私は、てっきり、女房と畳は取り換えるほどいい。バカ殿とは志村けんのことを指すと思っておりました。これからは、正しい意味で覚えておきます。正しい意味が気になったあなた、是非この本を読んで下さい。読んで損するはずがありません。2018/09/07

もちこ

1
すぐ読めた。とりあえず日本の歴史に残る思想家ということで読了。Wikipediaによれば著者は戦後の黒幕と呼ばれた人だとか。晩年、細木数子と騒動を起こしたというのが無念。2015/01/02

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