出版社内容情報
適度な依存が快適コミュニケーションの秘訣!
<他人力>を上手に使えない上司ほどストレスを抱え込む。健康社会学の見地から、部下との心の距離感を縮めるコミュニケーション術を開陳。
どんなに才能があっても、他人の力を上手に使えなければ、上に立つ資格はない。では、要領よく立ち回り、他人に仕事をふればいいのか。そうではない。他人力を上手に使うためには、相手の心を動かせるかどうかが鍵となる。「この人のために働こう!」と思わせることで、無理だった仕事も可能になり、組織は大きく成長する。
▼本書は、健康社会学の見地からビジネスの現場における<他人力>の必要性を説く。まず、相手を動かすためには、「心の距離感」を縮める工夫が大切。そのためには、「気持ちがいい」「気さくだ」「すごい」「かわいい」「安心できる」という五つの感情を周囲に抱かせることである。そのための具体的なコミュニケーション術をTPOに分けて紹介する。さらに著者は、「他人に頼ることは、決して弱さの証ではない。むしろ、ストレス社会を生き抜くための賢いコミュニケーション術である」と説く。真面目で責任感の強い人ほど、組織につぶされる前に必読!
●プロローグ
●第1章 なぜあなたは「他人力」を上手に使えないのか
●第2章 「他人力」が必要な理由 ――ストレスの正体を知る
●第3章 こんな力を借りてみたい ――「他人力」の種類・場面・距離
●第4章 相手の心を動かすためのコミュニケーション術 ――「他人力」はこうやって借りろ!
●第5章 こんな人には力を貸したくない!
●エピローグ
●参考文献
内容説明
どんなに才能があっても、他人の力を上手に使えなければ、上に立つ資格はない。そのためには、相手の心を動かせるかどうかが鍵となる。「この人のために働こう」と思わせることで、無理だった仕事も可能になり、組織は成長する。本書は、健康社会学の見地からビジネスの現場における“他人力”の必要性を説く。どのような場面で、どのようなサポートを得ることが有効なのかを具体的に解説。他人に頼ることは、決して弱さの証ではない。むしろ、ストレス社会を生き抜くための賢いコミュニケーション術なのだ。
目次
第1章 なぜあなたは「他人力」を上手に使えないのか
第2章 「他人力」が必要な理由―ストレスの正体を知る
第3章 こんな力を借りてみたい―「他人力」の種類・場面・距離(どのような力か?―その種類;どんなときの力か?―その場面;どれだけの頻度で接するか?―その距離)
第4章 相手の心を動かすためのコミュニケーション術―「他人力」はこうやって借りろ!
(「気持ちがいい人」と思わせるコミュニケーション術;「気さくな人」と思わせるコミュニケーション術;「すごい人」「えらい人」と思わせるコミュニケーション術;「かわいい人」と思わせるコミュニケーション術;「安心できる人」と思わせるコミュニケーション術)
第5章 こんな人には力を貸したくない!(上司編;部下編;同僚編)
著者等紹介
河合薫[カワイカオル]
1965年、千葉県生まれ。健康社会学者、博士(Ph.D.保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科客員研究員。東京大学医学部非常勤講師なども務める。88年、千葉大学卒業後、全日空の国際線客室乗務員として4年間勤務。94年、第1回気象予報士試験合格。以後、「ニュースステーション」などに出演。テレビ・ラジオ・執筆、また各地で講演を行なう。2004年、東京大学大学院医学系研究科修士課程(健康社会学)修了後、同大学院医学系研究科博士課程に進学。07年、博士課程修了。博士号取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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