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諭吉の流儀―『福翁自伝』を読む

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569709413
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0030

出版社内容情報

面白くてためになる!『福翁自伝』の解説書。

日本一その名と顔を知られた男、福沢諭吉。その豪快で魅力的な人柄や人生を伝える『福翁自伝』を読む、初めての解説書が誕生!

諭吉の流儀――本書の題名は、自伝中の一節、「私は私の流儀を守って生涯このまま変えずに終わることであろう」によっています。福沢諭吉が生涯変えずにいた流儀とはいったい何なのか、それはこの本の中で明かされることになります。(まえがきより)

▼日本一顔と名前を知られた男、福沢諭吉。その爽快で力強い生涯をご存知だろうか?

▼悪さありいたずらありの幼少期から、笑いと学びに満ちた青年期、日本のキーパーソンとなった壮年期、そして、かけ抜けた人生をふり返り「愉快なことばかりであるが、人間の欲には際限のないもので、不平をいえばまだまだいくらもある」と話した老年期まで、人を惹きつけるエピソードがつまっている。

▼そんな福沢諭吉が自らの人生を語り本になったのが、『福翁自伝』である。これまでは新訳を読むことでしか触れられなかったこの名著の、初めての解説本が『諭吉の流儀』である。福沢諭吉の人となり、そして魅力がつまった一冊。

●まえがき ――この本の使い方 
●例言 
●第I部 頼むべきはただ自家の才力あるのみ 
●第II部 高尚の理は卑近のところにあり 
●第III部 文明の政治には六つの要訣あり 
●第IV部 政府は国民の公心を代表するものなり 
●第V部 須く他人を助けて独立せしむべし 
●あとがき ――福沢諭吉の学び方 
●参考文献 
●年譜 
●人名索引

内容説明

不況を乗り越えるヒントも、青春の過ごし方も、福沢翁がすべて教えてくれる。面白くてためになる、名著『福翁自伝』はじめての解説書。福沢諭吉が生涯変えずにいた流儀とはいったい何なのか、知られているようで実は知られていない諭吉の一生をたどる。

目次

第1部 頼むべきはただ自家の才力あるのみ(幼少の時;長崎遊学;大阪修業)
第2部 高尚の理は卑近のところにあり(緒方の塾風;大阪を去って江戸に行く;初めてアメリカに渡る)
第3部 文明の政治には六つの要訣あり(ヨーロッパ各国に行く;攘夷論;再度米国行)
第4部 政府は国民の公心を代表するものなり(王政維新;暗殺の心配;雑記)
第5部 須く他人を助けて独立せしむべし(一身一家経済の由来;品行家風;老余の半生)

著者等紹介

平山洋[ヒラヤマヨウ]
1961年神奈川県生まれ。1986年慶應義塾大学文学部哲学科卒業。1992年東北大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、静岡県立大学国際関係学部助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yana Hashiguchi

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学校の学長が勧めた「福翁自伝」を読む前に福沢諭吉を知ろうと思って借りた本。自伝を引用しながら福沢諭吉の実際の資料に基づいて生き様やその言葉の背景について細かく書かれている。福沢諭吉を知るいい本だと思う。2015/11/06

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