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広瀬武夫―旅順に散った「海のサムライ」

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  • サイズ B6判/ページ数 365p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569709352
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

日露双方から称えられた英傑・広瀬武夫の生涯。

日露戦争の旅順口閉塞作戦に散った海軍中佐・広瀬武夫。軍神となった男の人間味あふれる「素顔」を、丹念に描いた渾身の力作評伝小説。

この2009年11月から、足かけ3年にわたるNHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」の放送がスタートする。秋山好古・真之兄弟、正岡子規らの主人公を軸に、明治を生きた若者たちの青春群像が描かれるという。

▼その群像のなかで、ひときわ人気が高いのが、海軍中佐・広瀬武夫だ。しかしその知名度に比べ、これまで小説の主人公として描かれることも少なく、その人生の全体像が広く読者に知られているとは言いがたい。

▼本書は、豊後国竹田町(大分県竹田市)に生まれ、日本海軍で頭角を現わし、ロシアで人々の敬愛を受けた真の国際人・広瀬武夫の、血の通った「真実」の姿を描き出す。日露対立という戦局の波に翻弄されたペテルブルクの恋、日本で初めて「軍神」として神格化されることになった日露戦争・旅順口閉塞作戦での壮絶な最期……。

▼今日でも人々を魅了してやまない、「海のサムライ」広瀬武夫の36年の鮮烈な生涯を活写した力作評伝小説!

●第1章 聖ペテロの街 
●第2章 飛翔の鷹 
●第3章 柔道バカ 
●第4章 甲板士官(デッキ・オフィサル) 
●第5章 航南私記 
●第6章 ロシア留学 
●第7章 ヴォルガ悠々 
●第8章 温かな人びと 
●第9章 秋山との誓い 
●第10章 ペテルブルクのAmour(恋) 
●第11章 荒城の月 
●第12章 別れのとき 
●第13章 シベリア横断 
●第14章 日露衝突 
●第15章 旅順の陲 
●第16章 ウラルの風になって 
●第17章 葬送 
●広瀬武夫・略年表 
●あとがき 
●【協力者一覧】 
●【引用・参考文献】 

内容説明

大分・竹田に生まれ、日本海軍で頭角を現わし、ロシアで人々の敬愛を受けた「真の国際人」。日露戦争で勇名を馳せた伝説の海軍中佐の「真実」の姿を活写した力作評伝小説。

著者等紹介

櫻田啓[サクラダケイ]
1947年(昭和22)、大分県生まれ。専修大学法学部卒業。警視庁に32年間奉職ののち出版社編集部を経て、現在、警察研修社代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かおりんご

5
面白かった!最近気になっていた【広瀬中佐】の本を偶然図書館で発見。一気に読み進めました。こんなに男気あふれる人がいたとは。実際に、広瀬中佐みたいな男性が目の前に現れたら、惚れてしまうだろうな。別の本も読みたくなりました。2012/11/11

Cinejazz

1
司馬遼太郎の「坂の上の雲」から、秋山真之の朋友【広瀬武夫】を知る。ロシア留学(公使館付武官)時代ドイツ・フランス・イギリスなどの視察と情報収集、ロシア海軍少将の娘アリアズナとの恋情、帰国ル-トに極寒のシベリア横断敢行など武勇談が尽きないまま、運命の旅順港閉塞作戦へとなだれ込む。日清・日露戦争の時代を生きた人物の壮絶なる生涯を追った記録文学を読む限り、【広瀬武夫】の虜になることは必至。2019/03/28

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