出版社内容情報
いま日本人が最も注目するテーマへの緊急提言。
派遣切りは是か非か。大リストラ時代を生き抜く人材とは――。いま多くの日本人が最も注目するテーマについて、論客たちが緊急提言。
製造業を中心にリストラが本格化している。だが、雇用を維持し、危機を乗り切ることは不可能なのか。伊藤忠商事の丹羽宇一郎会長と経営学者・伊丹敬之氏は、「まずは経営者・幹部社員が給与カットし、安易に一般社員のクビをきるな」と主張する。産業再生の実務家・冨山和彦氏は、「40代前半までのコア人材を守るため、団塊世代は自ら犠牲を払え」と喝破。一方、経営コンサルタントの堀紘一氏は、リストラされにくい“プロ人材”になるノウハウを伝授する。リストラ問題の解決策を斬新かつ多角的に提示！
▼そのほか、中谷巌「北欧型『転職安心』社会を」、城繁幸「労働組合は社員の敵」、金美齢「日本の若者、ハッキリ言って『甘えすぎ』です」、奥谷禮子「『社会が悪い』は本末転倒」、楠正憲「ロスジェネを見捨てるツケ」、藤沢久美「派遣禁止で弱者は窮地に」、高橋俊介「若者が辞めない会社」、建野友保「リストラ無用！在宅勤務のススメ」などの論文を収録。
▼第一章◎雇用不安を吹き飛ばす突破口
●人を大事にする経営 ～日本企業のよさを世界に誇るとき 丹羽宇一郎vs伊丹敬之
●北欧型「転職安心」社会を ～地域の特色あふれる雇用の受け皿づくり 中谷 巌
●労働組合は社員の敵 ～搾取は“労労間”に存在している 城 繁幸
●給与カットで人材を守れ ～「貰いすぎ世代」の賃金を若者へ 冨山和彦
▼第二章◎再考！ 「派遣切り」問題
●「社会が悪い」は本末転倒 奥谷禮子
●ロスジェネ見捨てるツケ 楠 正憲
●派遣禁止で弱者は窮地に ～規制強化が零細企業や女性労働者の未来を閉ざす 藤沢久美
▼第三章◎リストラに克つ「プロ人材」になる！
●若者が辞めない社会 ～彼らは安定よりもリスクを求めている 高橋俊介
●リストラ無用！ 在宅勤務のススメ ～業績向上をもたらす新たな働き方をレポート 建野友保
●日本の若者、ハッキリ言って「甘えすぎ」です 金 美齢
●雇用危機・サバイバル術 ～クビにならないと信じている管理職へ 堀 紘一
内容説明
雇用を維持し、危機を乗り切るのは不可能なのか？リストラされにくい「プロ人材」になる方法とは？著名経営者、専門家、論客が、いま最も深刻な問題の解決策を斬新かつ多角的に提示する。
目次
第１章 雇用不安を吹き飛ばす突破口（人を大事にする経営―日本企業のよさを世界の誇るとき；北欧型「転職安心」社会を―地域の特色あふれる雇用の受け皿づくり；労働組合は社員の敵―搾取は“労労間”に存在している ほか）
第２章 再考！「派遣切り」問題（「社会が悪い」は本末転倒；ロスジェネ見捨てるツケ；派遣禁止で弱者は窮地に―規制強化が零細企業や女性労働者の未来を閉ざす）
第３章 リストラに克つ「プロ人材」になる！（若者が辞めない会社―彼らは安定よりもリスクを求めている；リストラ無用！在宅勤務のススメ―業績向上をもたらす新たな働き方をレポート；日本の若者、ハッキリ言って「甘えすぎ」です ほか）
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- 和書
- 世界史正誤問題集
