PHP新書<br> 新しい資本主義―希望の大国・日本の可能性

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新しい資本主義―希望の大国・日本の可能性

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  • サイズ B40判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569708324
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0230

出版社内容情報

ポスト金融資本主義、ポストITへの未来像。

「ポスト金融資本主義」「ポストIT」は、日本こそが切り開け! 次なる基幹産業の覇者となり、真に幸福な「人材大国」への道を提言。

数々のベンチャーを世界的企業に育成したシリコンバレーを代表するベンチャーキャピタリストが、日本を舞台に未来を語る。

▼アメリカ発の金融危機は、市場万能・株主至上の金融資本主義の欠陥を露呈した。2003年時点ですでにこの事態を予見していた著者は、格差も恐慌も打ち破る究極の解決策を提言する。

▼「ストックオプションは即刻禁止せよ」「エネルギーと食糧は自由競争だけに任せるな」「5年以上株式を保有する人だけの市場をつくれ」「投資減税で新技術開発への資金を促せ」「コンピュータに代わる新たなテクノロジーを生み出せ」。マネーゲームに明け暮れるファンドの横暴を止め、終焉が近いパソコンに代わる新しい基幹産業の創生をめざす。バブル頼みの「幻の好景気」から、みんなが恩恵を受ける「本物の好景気」へ。日本こそが、この新しい資本主義の担い手となれる!

▼処女作『21世紀の国富論』(平凡社)で一躍、時の人となった著者の第二作。

●第一章 金融資本主義の何が間違っていたのか ――幸せは「数式」では現せない 
●第二章 「大減税」で繁栄する日本 ――次なる基幹産業の覇者となる方策 
●第三章 コンピュータはもはや足枷 ――新ビジネスを生み出す画期的コア技術は何か 
●第四章 途上国援助の画期的実践 ――日本人によるおもしろくて、採算も取れる活動を 
●第五章 公益資本主義の経営へ ――市場万能・株主至上の弊害を斬る  

内容説明

アメリカ発の金融危機は、市場万能・株主至上の金融資本主義の欠陥を露呈した。二〇〇三年時点ですでにこの事態を予見していた著者は、格差も恐慌も打ち破る究極の解決策を提言する。「ストックオプションは禁止せよ」「五年以上の株主だけの市場をつくれ」「投資減税で新技術開発を促せ」。マネーゲームに明け暮れるファンドの横暴を止め、終焉が近いパソコンに代わる新しい基幹産業の創成をめざす。バブル頼みの「幻の好景気」から、みんなが恩恵を受ける「本物の好景気」へ。日本こそこの新しい資本主義の担い手となれ。

目次

第1章 金融資本主義の何が間違っていたのか―幸せは「数式」では表せない(金融資本主義の崩壊は必然だった;ファンドを規制する具体的な方法;あの「幻のような好景気」の理由)
第2章 「大減税」で繁栄する日本―次なる基幹産業の覇者となる方策(「金の卵を産むガチョウ」を生み出せ;「コア技術」を開発できる理由;「投資減税」で夢ある日本を)
第3章 コンピュータはもはや足枷―新ビジネスを生み出す画期的コア技術は何か(「解けない技術」を解く技術;コミュニケーションの大進化;「実業立国」日本が世界を制する)
第4章 途上国援助の画期的実践―日本人によるおもしろくて、採算も取れる活動を(最新テクノロジーで「貧困」に挑む;国連旗の下での民間による支援;マイクロクレジットを日本人の手で)
第5章 公益資本主義の経営へ―市場万能・株主至上の弊害を斬る(世の中への貢献こそが価値;すべての会社は「中小企業」になる)

著者等紹介

原丈人[ハラジョウジ]
1952年大阪生まれ。デフタ・パートナーズグループ会長。アライアンス・フォーラム財団代表理事。慶應義塾大学法学部卒業後、中央アメリカの考古学研究に従事する。その資金づくりのためにスタンフォード大学経営学大学院で学び、国連フェローを経て、同大学工学部大学院を修了。29歳で光ファイバー事業をシリコンバレーで起業し成功。以後ベンチャーキャピタリストとして、オープラス・テクノロジーズ(現インテル)、トランシティブ・テクノロジー(現IBM)、ボーランド、ピクチャーテル(現ポリコム)、トレイデックスなどのベンチャーを世界的企業に育成する。アメリカ共和党のビジネス・アドバイザリー・カウンシル名誉共同議長、国連経済社会理事会常任諮問団IIMSAM特命全権大使、国連ONG WAFUNIF代表大使、日本国政府財務省参与、首相諮問機関政府税制調査会特別委員、産業構造審議会臨時委員、総務大臣ICT懇談会委員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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モリー

68
実を言うと、数年間積読していた本です。が、読み始めたらページを繰る手が止まリませんでした。読み友さんの中には、投資信託や株式投資で資金運用をしている方もいるのではないでしょうか。あるいは、NISAを、利用している方も。私の想像ですが、そういう方の大半は(私も含めて)金融資本主義の権化のような一部の投資家に踊らされているだけなのではないかと感じています。特に、NISAやiDeCoを国が推奨(?)するようになってからは特に。社会を良い方向に変革するための投資やルールとは何かしっかり考えて、行動に結びつけたい。2021/09/20

mitei

41
今の世界恐慌を作った金融市場でバカを見た国と比べて日本は比較的優位な立ち位置や伝統を持っているなぁと実感した。ちなみにこの本鳩山由紀夫元総理が本屋で買ってたそうな。2011/10/11

しゅうと

12
再読。2022/07/01

T坊主

12
1)日本にも著者のような実業家で新しい構想を実行している頼もしい方がいるとは知らなかった。たまたまプレジデント誌を読んで氏を知った。他の著書も読むことにした。もっとこのような方が出ることを期待するとともに是非政府も官僚の踏襲主義から脱して新しい試みを進めていくべきだ。2)富士通がパソコン事業をレノボに売却のニュース、時代の流れなのか、氏が言われているように、コンピューターが基幹産業である時代は過ぎ去ったので、日本はそれを捨て去っていくという事か。3)日本、日本人はもっと今までの日本の伝統、力に自信を持とう2016/10/07

glaciers courtesy

11
9年前に出版された本だけど、内容は新鮮。最近の極端に株主を向いた会社経営の潮流を否定するだけなら、誰にでも出来ると思うけど、新しい経営のあり方を示し、また自らが経営者として実践しているのが凄い。さらにその考えを国連の全権大使といった立場で広めるといった活動はただただ頭が下がる。こんな人の本を読むと自分の人生って何なんだろうと考え込んでしまうぞ。しかし「金融バブルで疲弊したアメリカやヨーロッパにとって、『実業立国』をなしえたモデルとして、必要不可欠の国になることは間違いない」という、その日はまだ先なのかな。2018/01/04

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