大声で歌え「君が代」を

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 276p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569708126
  • NDC分類 311.3
  • Cコード C0030

出版社内容情報

日本のナショナリズムとは何かを解明した書。

国際的日本研究者が、明治維新からの「国のかたち」を解明し、日本は健全なナショナリズムが宿る「希望の国」と看破した衝撃の文明論。

本居宣長から福沢諭吉、和辻哲郎、そして安倍晋三まで──近代日本の「ナショナリズムの歴史」を解き明かした話題作を邦訳。

▼ナショナリズムはけっして危険思想ではない。むしろ欧米の民主主義の発展にとって必要不可欠な思想だったし、日本も例外ではあり得ない。国旗を振らず、国歌を歌わない国が、はたしてあるだろうか。

▼著者は米国ジョージタウン大学の教授をつとめる国際的な日本研究者。高校時代に日本に留学し、東京大学、京都大学、立教大学、甲南大学で日本近代史を学んだのち、シカゴ大学大学院で博士号を取得した異色の経歴の持ち主。数多くの日本語文献を読みこなす一方、本格的に政治学研究を究めた成果が、本書に結実した。

▼第一章 国家と市民の基盤、第二章 明治維新と民権運動、第三章 天皇制度の戦前と戦後、第四章 国民と社会の契約、第五章 戦後における国民の登場、第六章 民族と戦争を超えて、結び 市民ナショナリズムの可能性。

●第一章 国家と市民の基盤 
●第二章 明治維新と民権運動 
●第三章 天皇制度の戦前と戦後 
●第四章 国民と社会の契約 
●第五章 戦後における国民の登場 
●第六章 民族と戦争を超えて 
●結び 市民ナショナリズムの可能性 
●訳者あとがき  

内容説明

国際的な日本研究者の話題作を邦訳。ナショナリズムはけっして危険思想ではない!本居宣長から福沢諭吉そして安倍晋三まで―近代日本の「ナショナリズムの歴史」を解き明かす。

目次

第1章 国家と市民の基盤
第2章 明治維新と民権運動
第3章 天皇制度の戦前と戦後
第4章 国民と社会の契約
第5章 戦後における国民の登場
第6章 民族と戦争を超えて
結び 市民ナショナリズムの可能性

著者等紹介

ドーク,ケヴィン・M.[ドーク,ケヴィンM.][Doak,Kevin Michael]
1960年アメリカ生まれ。高校時代に日本に留学し、東京大学、立教大学、甲南大学などで日本近代史やナショナリズムを研究。82年、イリノイ州クインシー・カレッジ卒業。89年、シカゴ大学大学院で博士号取得。現在はジョージタウン大学教授、東アジア言語文化部長。日本近代思想史専攻

工藤美代子[クドウミヨコ]
昭和25年(1950)東京生まれ。ノンフィクション作家。ヴァンクーヴァーのコロンビア・カレッジを卒業後、カナダ在住。平成3年(1991)『工藤写真館の昭和』で講談社ノンフィクション賞受賞。平成5年(1993)帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品