日本を讒する人々―不作為の「現実主義」に堕した徒輩を名指しで糺す

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日本を讒する人々―不作為の「現実主義」に堕した徒輩を名指しで糺す

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  • サイズ B6判/ページ数 314p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569708102
  • NDC分類 304
  • Cコード C0030

出版社内容情報

売国の徒輩を名指しで糺(ただ)す。

「村山談話」は国益に資する? 日本列島は日本人だけの所有物ではない? 非核の道義的力で日本は守れる? 彼らの妄言に騙されるな!

平成21年8月30日の衆議院議員選挙の結果、ついに、自民党に代わって民主党が政権の座に就いた。「政権交代可能な二大政党」による政権交代が行われたわけだが、そもそも「政権交替可能」であるためには、国家の基本に関わる問題については両政党の有する価値観に質的差異があってはならない。だが、非公式な場における党幹部の発言、そしてマニフェストの原案となる『民主党政策集』の中身などを知れば、それを知らずに(マスコミによって知らされずに)民主党に投票した有権者は驚愕し、後悔するのではないか。

▼政治家のみならず、日本の知識人、マスコミ人のなかには、日本の歴史に対する愛情も理解もないがゆえに、日本を讒する――事実を曲げて祖国を罵り、その名誉を侵害する――人々が少なくない。また、「現実主義」を唱えて何も現実を変えないことの言い訳としている“人士”も散見される。それらの妄言の主を、具体的な根拠を挙げつつ実名で指弾。

●第一章 国民を欺いて「市民中心社会」の実現を目指すのは誰か 
●第二章 保守論壇誌『諸君!』を休刊に追い込んだのは誰か 
●第三章 「文民統制」の名を借りて言論封殺を謀る文民は誰か 
●第四章 日本の名誉回復を阻む歴史観に拘泥する“論客”は誰か 
●第五章 日本を主体性なきハンディキャップ国家へと導くのは誰か 
●第六章 敗北に抱きしめられた「敗戦利得者」は誰か 
●第七章 「昭和史=侵略の歴史」という“定説”にしがみつくのは誰か 
●第八章 他国との摩擦回避に血道を上げる不作為の“人士”は誰か 
●第九章 国際社会の現実が見えていない「現実主義者」は誰か 
●第十章 歴史の事実を捻じ曲げて祖国を貶めるのは誰か 
●第十一章 「金持ち憎し」を煽って社会の活力を奪うのは誰か 
●第十二章 個人主義を唱導して共同体を破壊するのは誰か 
●鼎談を終えて 

内容説明

「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」「靖国神社に代わる無宗教の追悼施設を」「田母神論文は『文民統制』に反している」「核の脅威には非核の道義的力で対抗せよ」「『おひとりさま』でも国に頼れば大丈夫」―不作為の「現実主義」に堕した徒輩を名指しで糺す。

目次

国民を欺いて「市民中心社会」の実現を目指すのは誰か
保守論壇誌『諸君!』を休刊に追い込んだのは誰か
「文民統制」の名を借りて言論封殺を謀る文民は誰か
日本の名誉回復を阻む歴史観に拘泥する“論客”は誰か
日本を主体性なきハンディキャップ国家へと導くのは誰か
敗北に抱きしめられた「敗戦利得者」は誰か
「昭和史=侵略の歴史」という“定説”にしがみつくのは誰か
他国との摩擦回避に血道を上げる不作為の“人士”は誰か
国際社会の現実が見えていない「現実主義者」は誰か
歴史の事実を捻じ曲げて祖国を貶めるのは誰か
「金持ち増し」を煽って社会の活力を奪うのは誰か
個人主義を唱道して共同体を破壊するのは誰か

著者等紹介

渡部昇一[ワタナベショウイチ]
昭和5年、山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ、イギリスに留学後、母校で教鞭をとるかたわら、アメリカ各地でも講義。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。専門の英語学だけでなく、歴史、哲学、人生論など、執筆ジャンルは幅広い。Dr.phill.(1958)、Dr.phill.h.c(1994)。昭和51年、第24回日本エッセイストクラブ賞。昭和60年、第1回正論大賞受賞

金美齢[キンビレイ]
1934年、台湾生まれ。1959年に留学生として来日、早稲田大学第一文学部英文学科に入学。同大学院文学研究科博士課程単位修了。その後、イギリス・ケンブリッジ大学客員研究員、早稲田大学文学部講師などを経て、JET日本語学校校長を務める。現在、同校理事長。評論家。2000年5月~06年5月、台湾総統府国策顧問。台湾独立を願い、日台の親善にも努め、政治、教育、社会問題等でも積極的に発言。テレビ討論番組の論客としても知られる

八木秀次[ヤギヒデツグ]
昭和37年、広島県生まれ。早稲田大学法学部卒業。同大学院政治学研究科博士課程中退。専攻は憲法学、思想史。人権、国家、教育、歴史など保守主義の立場から幅広い言論活動を展開。高崎経済大学教授、フジテレビジョン番組審議委員、日本教育再生機構理事長。平成14年、第2回正論新風賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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