自動車はなぜ売れなくなったのか

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自動車はなぜ売れなくなったのか

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569708041
  • NDC分類 537.09
  • Cコード C0034

出版社内容情報

何が原因で自動車が急に売れなくなったのか?

国内外を問わず、赤字決算が続出し、人員削減を余儀なくされている自動車メーカー。なぜ、急にクルマは売れなくなってしまったのか?

米国のサブプライム問題に端を発し、大手証券会社リーマン・ブラザーズの破綻や、GM、フォード、クライスラーのビッグスリーが政府支援を要請するなど、100年に一度の不況といわれる昨今。とくに、影響が大きいとされる自動車業界では、日本でも工場の操業停止、人員削減などが大きな社会問題となっている。史上空前の黒字から一転、赤字への転落を免れないトヨタ自動車をはじめ、自動車業界主要10社中8社が赤字決算との見通しがある。

▼なぜ、自動車は突然売れなくなったのか?

▼原因は「原油高」「リーマン・ショック」だけなのか?

▼現在直面している不況の原因と状況を整理し、国内や世界の自動車産業を分析。

▼「危機」の真相を読み、未来への展望を描く。

●第一章 「百年に一度」の大不況 
●第二章 巨大市場アメリカの苦悩 
●第三章 岐路に立つ国内販売市場 
●第四章 生き残り競争に勝てるか? 
●第五章 自動車産業の未来

内容説明

自動車の販売台数激減は、世界同時不況だけが原因ではない!ビッグスリーはなぜ凋落した?トヨタの不調で日本経済は大丈夫か?「危機」の真相を読み、未来への展望を描く。

目次

第1章 「百年に一度」の大不況(「負の連鎖」が日本経済を直撃;予想を超えた経営環境の悪化 ほか)
第2章 巨大市場アメリカの苦悩(GMは国家なり;異変の年 ほか)
第3章 岐路に立つ国内販売市場(「ドル箱」の米国市場;「下方修正」続発の日本車メーカー ほか)
第4章 生き残り競争に勝てるか?(大胆な改革が必要な時期;欧州の自動車事情 ほか)
第5章 自動車産業の未来(「ポスト京都議定書」の行方;時代はクリーンエンジンへ ほか)

著者等紹介

小宮和行[コミヤカズユキ]
雑誌『財界』編集部を経て、フリージャーナリストとして独立。人物評論、人物評伝、精神風土の研究など、企業経営ものに健筆を振るい、欧米・アジア・中近東・中南米など海外での取材活動も豊富。自動車、電機、商社、食品、石油などの業界に多彩なネットワークを構築(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

crackstar

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自動車が売れない理由はサブプライムローン問題と言われても、そんなことはすでにわかっている。アメリカで破綻者続出→クルマを買う人が減る→クルマ産業が衰退する、という構図に目新しさはない。売れない理由はそのていどだが、しかし自動車産業の2009年までの歴史をコンパクトにまとめた一冊と言えば、この一冊の立ち位置ももう少しわかり易い。まあ、サブプライムローン問題がなぜ起きたかを自動車産業の本でわかろうと期待するのは、ちょっと違うのかも。2009/12/18

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