出版社内容情報
新旧広島市民球場のカープ選手、市民の秘話。
52年の歴史に終止符を打つ広島市民球場の感動秘話と大リーグの球場にも引けを取らない新広島市民球場の魅力に迫る。
多くの感動とドラマの舞台となった「広島市民球場」が、52年の歴史に幕を閉じようとしている。
▼この球場は赤ヘル躍動の舞台であったとともに、何よりも平和と広島復興のシンボルだった。
▼本書は広島市民球場の歴史を縦軸に、ここを本拠地とする広島東洋カープの歴史を織り交ぜ、選手、建設関係者、市民など、さまざまなゆかりの人々と球場の秘蔵エピソードを紹介する。
▼歴代のスター選手のインタビューや新広島市民球場『マツダZoomZoomスタジアム』のデビューまでの道のりも紹介し、スタジアムが都市の発展や文化の向上に果たす役割などについて検証する1冊。
[PART I]広島市民球場の半世紀
●第一章 廃墟の街にプロ野球を
●第二章 新聞紙の寝床と樽募金
●第三章 新しい球場をつくろう
●第四章 愛すべき広島市民球場の構造と特徴
●第五章 カープは長い低迷を経て、初優勝と黄金時代を迎えた
●第六章 再びの低迷と球場老朽化
[PART II]新広島市民球場の誕生
●第一章 地域の資産カープを活かす
●第二章 難航する建設
●第三章 新球場誕生 屋根なし、天然芝の魅力
●第四章 他にはない「広島オリジナル」
[PART III]球場革命
●第一章 世界の中の新広島市民球場
●補章 あらためて、広島市民球場をおもう
内容説明
広島市民球場は都市と人々の“絆”である。広島の人たちが身銭を切って支えた広島カープ。その戦いの聖地・新旧広島市民球場をめぐる感動の物語。
目次
1 広島市民球場の半世紀(廃墟の街にプロ野球を;新聞紙の寝床と樽募金;新しい球場をつくろう;愛すべき広島市民球場の構造と特徴;カープは長い低迷を経て、初優勝と黄金時代を迎えた;再びの低迷と球場老朽化)
2 新広島市民球場の誕生(地域の資産カープを活かす;難航する建設;新球場誕生 屋根なし、天然芝の魅力;他にはない「広島オリジナル」)
3 球場革命(世界の中の新広島市民球場;あらためて、広島市民球場をおもう)
著者等紹介
阿部珠樹[アベタマキ]
1957年北海道生まれ。明治大学卒業。出版社勤務を経てフリー。『Number』『優駿』『別冊宝島』『プレジデント』など、雑誌メディアを中心にスポーツを中心としたドキュメントやコラム記事を執筆している。日本のプロ野球はもちろん、日本人メジャーリーガーのインタビューも数多く手がける。そのほか、競馬、相撲にも強く、各方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。