勝負のこころ (新装版)

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勝負のこころ (新装版)

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  • サイズ A6判/ページ数 271p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569706771
  • NDC分類 796.04
  • Cコード C0030

出版社内容情報

将棋界の偉人、大山康晴の勝負観とは何か。

将棋界の偉人、大山康晴。「忍」をモットーとして、「七転八倒」を座右の銘とした勝負師の人生観は今なお輝き続ける。昭和の名著を復刊。

羽生善治氏推薦。

▼「勝負の世界に必要不可欠なものがここにある」



▼勝負の世界では、自分だけが頼りである。

▼それは将棋に限らず、すべての職業についてもいえることだ。

▼その頼りになる自分を鍛え上げていくのが、プロになる条件であり、勝ち続けるための条件である。

▼昭和を代表する棋士は、勝ち続けるために何を考え、実行してきたのか?

▼勝ち続けるための極意を説いた永遠の名著。先行き不透明な現代にこそ、その真価は発揮されるはずである。

[1]名局のこころ 
[2]助からないと思っても助かっている 
[3]こころの姿勢を正せ 
[4]肩書きより実力を 
[5]ムダな労力を惜しむな 
[6]楽観ムードは赤信号 
[7]ライバルを持て 
[8]幻の自分の騙されるな 
[9]まず結論を出せ 
[10]おのれに克つ 
[11]棒ほど望めば針ほど叶う 
[12]楽天家であれ 
[13]つきを大事にせよ 
[14]切り捨てが大切 
[15]何でも仕事に結びつけよ 
[16]連係プレーを大切にせよ 
[17]最大の敵は味方の駒 
[18]駒の配置に気をくばれ 
[19]序盤で戦いは始まっている 
[20]常に未知の世界へ挑戦せよ 
[21]プロは自分だけが頼り 
[22]勝つことが最善の健康法 
[23]人の言葉には耳を傾けよ 
[24]マンネリズムを避けよ 
[25]一日に一分でもいいから反省せよ 
[26]負けないコツがある 
[27]道具も芸のうち 
[28]スランプ退治の必勝法 
[29]飛びこんで苦労を求めよ 
[30]貯金で生活するな 
[31]得意業を過大評価するな 
[32]戦う前には細心の注意を 
[33]好条件は自分で作り出せ 
[34]外形でなくこころを学べ 
[35]自分一人では大成しない 
[36]決断は見通し七割で 
[37]ローマは一日にしてならず 
[38]教えることは学ぶこと 
[39]対局は常にマイペースで 
[40]合理化には落し穴がある 
[41]読み筋に入ったときは警戒せよ 
[42]一局で三回は形勢判断を 
[43]良い手を指そうとするな 
[44]技術だけでは勝てない 
[45]勝つよりも負けないことを 
[46]年々歳々人同じからず 
[47]失意の時期は休暇と思え 
[48]過去の照り返しに生きるな 
[49]ときには自分に重荷を課せよ 
[50]受けとは攻めることである 
[51]慎重すぎて悪いことはない 
[52]マラソン競争でいこう 
[53]初めのチャンスは見送れ 
[54]肩の力を抜いて投球せよ 
[55]勝負は日常心にあり 
[56]山勘に頼るな 
[57]記録は作られるものである 
[58]自分で自分を教育せよ 
[59]目に見えないものをつかめ 
[60]想像力が勝負の鍵 
[61]いつでも出直しの道はある 
[62]仕事に停年はない  

内容説明

勝ち続けるための極意を説いた永遠の名著。

目次

名局のこころ
助からないと思っても助かっている
こころの姿勢を正せ
肩書きより実力を
ムダな労力を惜しむな
楽観ムードは赤信号
ライバルを持て
幻の自分に騙されるな
まず結論を出せ
おのれに克つ〔ほか〕

著者等紹介

大山康晴[オオヤマヤスハル]
1923年岡山県に生まれる。幼少より将棋に親しみ、35年、12歳で大阪の木見九段の門下となる。48年、25歳で八段、52年、第11期名人戦で木村名人を破り名人位を獲得。以後、連続5期名人保持により、15世名人の資格を得る。他に永世10段・永世王将・永世棋聖。優勝124回。獲得タイトルは、名人18を初め80期。A級(名人含む)在位45年。NHK放送文化賞、紫綬褒章、東京都文化賞、菊池寛賞、文化功労者、正四位勲二等瑞宝章などの栄誉に浴する。92年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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糜竺(びじく)

23
将棋の大山康晴15世名人(獲得タイトルは名人18を初め80期)の頭の中を少し垣間見れて良かった。2023/07/27

macho

10
自分にとってはおじいちゃんぐらいの世代の本。本当に昔の本か?と思うぐらい今でも通用する本。 仕事、育児何にでも応用が利きそうだ。人間の基礎力は教育、教養、習慣なんだと再確認できた。 羽生善治さんの本も読んだけれど、こちらは50歳での書籍。 相当な深みがある。2020/09/11

kenitirokikuti

7
ブックオフにて。オリジナルの刊行は1976年11月。コンピュータに将棋を教え込んだらどうなるか、という実験に立ち会ったことがある、と大山は言っている。昭和40年代だし、パソコンじゃないよなぁ▲将棋の時間制は、新聞将棋が定着しはじめた大正末から▲坂田三吉について。芝居と異なり、無学ではなかったが、読み書きは出来なかった。戦後、棋譜にも算用数字を使うようになったが、坂田は漢数字でないと読めなかったそうな。2019/08/11

geki

2
内弟子として師匠の家に住み込み、体で将棋を覚えこんだ。壁にぶつかって、もがいて、何かをきっかけに、立ち直る、その回復力。50を過ぎて、衰えを感じても、それを受け入れ、まだ、立ち向かう迫力。読んで気持ちのいい名人の言葉。2018/05/05

ピンクのまぬけ

2
将棋指しとして史上最強とも言われる大山永世名人。その粘り強い勝負術は盤上の技を超え、生き方や生活すべてが勝利のために直結していた。最大の敵は味方の駒、読み筋に入ったときには警戒せよ、良い手を指そうとするな、など人間がどんなものに油断をしやすく気をつけるべきかを教わった思いだ。万人におすすめしたいが、とりわけすべてのゲームをする人には、必読を超え枕元において置く価値があるのでは。2013/01/10

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