出版社内容情報
日本人なら常識として知っておきたい靖国神社の基礎知識。その成り立ちから歴史、靖国問題にいたるまで、様々な視点から専門家が解説。
内容説明
明治2年、明治天皇の思し召しにより創建され、命名された靖国神社。国を想い、祖国に殉じた英霊たちの魂は、今もここにある。心の拠り所を見失いつつある日本人が、再びアイデンティティーを取り戻すために靖国のすべてを知るための教科書。
目次
靖國神社を学ぶ
「靖国訴訟」の実相
靖国神社と日本人
靖国神社と美術
靖国神社史
特別寄稿 近代史の苦難の象徴靖国神社
靖國神社年表
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
7
図書館本。全国の護国神社の総本山と思っていたが違っていた。まあ政治的プロパガンダだと分っていながら、扇情的に書くからややこしくなるのである。2019/11/18
ぼけみあん@ARIA6人娘さんが好き
4
神社本庁で行なわれた靖国神社に関する研修会の内容をメインに、靖国神社の歴史(戦前と戦後)その他の解説をまとめた本。この手の本にしては二段組や三段組で内容が濃い上に定価も安く抑えられている。当事者側による客観的な史実等を簡便に知りたい向きには中々よい本だと思う。ただ残念なのは、他の執筆者が筆を抑えているのに、特別寄稿の大学教授による些か扇情的な表現の文章を有難く載せていること。こんなのを読むと、「やっぱり靖国っておかしな神社なんだな」と思われる懸念も。この人の文章さえなければとてもよい本だったのに。2015/12/07
Tamaki Ezaki
1
靖国神社問題について論じるのならばこれをまず読むべき。 靖国神社とは何か、いまいち見えてこない靖国神社側の主張が端的に表れている。また、講演をまとめたものなのでとても読みやすい。2013/03/10
しんさん
0
戦争で命を落とされたすべての国、すべての方々のご冥福をお祈りいたします。2012/08/15