「1929年大恐慌」の謎―経済学の大家たちは、なぜ解明できなかったのか

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  • サイズ B6判/ページ数 280p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569706214
  • NDC分類 337.99
  • Cコード C0030

出版社内容情報

人と動物のふしぎでゆかいな話がいっぱい!

いたずら好きのたぬき、まぬけなおおかみ、字を読む犬……。おかしな動物とゆかいな人間が大活躍の落語・小ばなしを12話紹介。

人につかまえられて、上へ上へとにげているうちに、天に昇ってしまったうなぎ、助けられた恩返しにと、人に化けてそうじ・洗濯・料理をするたぬき、毎晩てんじょうで、“ねこごっこ”をしてあばれまわるねずみ……。昔、人の近くにいた動物たちが登場する落語・小ばなしを収録。みんな、いたずらやひょきんなことをして、人をびっくりさせたり、笑わせたり。そのときの動物と人とのやりとりがおもしろく、時には心のふれあいにちょっぴり感動することも。落語まんざい、落語コント、落語劇など、友だちと演じられるスタイルで紹介している落語もあるので、学校行事などの出し物のシナリオとしても使えます。

▼音読用:うなぎの天のぼり、たぬきのおさつ/小ばなし:おおかみのこうかい、きつね、ねこのものまね/落語まんざい:ねこの名前、ほらふきやじろう、ねずみたいじ/落語コント:字の読めない犬/輪読用:牛ほめ/落語げき用:ごんべえだぬき ほか

内容説明

アメリカ発の経済危機の影響が深刻化、長期化し、いよいよ一九三〇年代の大恐慌に匹敵する惨禍に見舞われるのではないかと懸念されるいま、大恐慌のメカニズムを理論的に解明していた本書の試みには切実な現実的要請がある。日本の「バブル崩壊」と「失われた10年」をいち早く予見した、著者の独創による知的冒険と再発見。

目次

第1章 これまでの大恐慌原因説―大恐慌と経済学
第2章 何が解明されなければならないか―大恐慌論への仮説
第3章 一九二〇年代を生んだ時代背景―豊かな大衆の誕生
第4章 用意された投機のブラックホール―巨大株式会社と株式の魔性
第5章 一九二〇年代を検証する―動き始めた投機のメカニズム
第6章 国際金融システムの果たした役割―金為替本位制の弱点
第7章 投機・恐慌のメカニズムを解明する―スミスを毀し、マルクスを破る
第8章 大恐慌の再来はあるか―恐慌は投機に始まり、破滅に終わる

著者等紹介

関岡正弘[セキオカマサヒロ]
1932年、福岡県生まれ。東京大学工学部および経済学部卒業。オイルエコノミスト(ペンネーム:瀬木耿太郎)として、世界石油産業の現場に身を置きながら、石油産業、国際石油情勢、メジャーとOPECについて分析・評論を続けてきた。1980年代以降、経済学に研究領域を広げ、マネー・金融を中心に新しい経済学の確立に取り組み始めた。元中東協力センター参与、前東京国際大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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手押し戦車

8
パニックは好況から不況に転換する時に起き、好況の終わり。土地、債券、株式のいずれがある特定の富の貯蔵手段となり上がると自動的に自己増殖して行く。その際価格が上がりつつある時に投機が殺到する。反動が来て下がり出すと富が我先に逃げ出すと上がってた速度と同じ様に落ちる。この瞬間投資家が長い間忍耐強く待っていた機会。一部の富裕層の富の蓄積が大きいほど好況での投機が大きくなる。信用膨張し貸付が増え投機が膨張する。海外投資が増えると投機熱は防止される。好況時は投機。不況時は投資になる。不動産から株式へ熱が動く。2014/06/08

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