人生の短さについて

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人生の短さについて

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  • サイズ B6判/ページ数 175p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569706184
  • NDC分類 131.5
  • Cコード C0010

出版社内容情報

『人生の短さについて』の警句を平易に新訳。

我々は、人生の短さを嘆きながら、なんと人生を浪費していることか――。ローマの哲人、セネカの寸鉄のような箴言が胸に刺さる新訳。

セネカは、二千年前の古代ローマ帝国を生きた思想家です。ストア派の哲学者にして詩人・劇作家でありながら、政治の世界にもかかわって皇帝ネロの教育係を務め、最期はその教え子に自死を命じられるという、波瀾万丈の生涯でした。多くの哲学書簡やエッセイを残しています。本書「人生の短さについて」は時間の大切さがテーマです。人生は短いと嘆く人間は多いが、それは、その人が短くしているからだ、とセネカは言います。無意味なことにかまけていると、人生などあっという間に過ぎ去ってしまう、自分自身と向き合おうともしないで、年老いてから、まっとうな生き方をしようとしても手遅れなのだ、と。多忙なあまり自己を見失っている現代の私たちが、胸に刻むべき警句に溢れています。

▼本書では、現代の日本人がすんなりと読み通せる、それでいて古典の風格を損なわない新訳をめざし、さらに文章を短く区切ることで、読了の負担を減らす編集を施しました。

●まえがき 
●人生の短さについて 
●訳注 
●訳者あとがき 

内容説明

あなたがせわしなく過ごすうちに、人生は急ぎ足で去っていくのですよ。寸鉄のような警句が胸に刺さる、ローマの哲人、セネカの手になる古典的人生論。

著者等紹介

セネカ[セネカ]
古代ローマ帝国の政治家にして哲人。紀元前一年頃~紀元後六五年

浦谷計子[ウラタニカズコ]
1959年生まれ。立教大学文学部英米文学科卒業。フリー翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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