出版社内容情報
昨今話題の行動経済学がよくわかる入門書。
従来の経済学では説明できなかったマーケットや経済の動きを明らかにする「行動経済学」とは何なのか? 一冊目に読むべき入門書。
投資に買い物。はたまたギャンブルなど、私たちは常日頃さまざまな意思決定をしながら生活している。その意思決定に無意識のうちに影響を与えているのがさまざまなバイアス(判断の偏り)である。最適と思われる選択肢を選んでも、バイアスがかかった判断が思わぬミスにつながることもしばしばある。本書では、このような判断の誤りを抑えるための手段としての行動ファイナンスについて解説。投資家の心理に立った上で陥りがちな「バイアスの罠」をいかに見抜き、回避するか――そのノウハウを伝授する。
▼投資のみならず、買い物やギャンブルなど、日常の意思決定の質を向上させる1冊。
【基礎編 投資家心理】
[第I部]意思決定で選択に影響するバイアス
●第1章 フレーム・損失回避・反転効果
●第2章 損失を怖れる
●第3章 リスクを求める
●第4章 後悔はしたくない
●第5章 期間選択と自己コントロール 【基礎編 投資家心理】
[第II部]因果関係と確からしさの判断および信念形成のバイアス
●第1章 因果関係の判断とヒューリステイック
●第2章 確率認識の歪み
●第3章 自信過剰と自己正当化
●第4章 群集行動 【応用編】
[第III部]戦略とプランニング
●第1章 投資戦略への応用
●第2章 新型金融商品の損得勘定
●第3章 ライフサイクル投資
内容説明
私たちは常日頃、さまざまな意思決定をしながら生活している。その意思決定に無意識のうちに影響を与えているのがさまざまなバイアス(判断の偏り)であり、時として最適と思われる選択が思わぬミスにつながることもしばしばある。本書では、このような判断の誤りを抑えるための手段としての行動ファイナンスについて解説。投資のみならず、買い物やギャンブルなど、日常の意思決定の質を向上させる1冊。
目次
基礎編 投資家心理(意思決定で選択に影響するバイアス(フレーム・損失回避・反転効果;損失を怖れる;リスクを求める ほか)
因果関係と確からしさの判断および信念形成のバイアス(因果関係の判断とヒューリスティック;確率認識の歪み;自信過剰と自己正当化 ほか))
応用編(戦略とプランニング(投資戦略への応用;新型金融商品の損得勘定;ライフサイクル投資))
著者等紹介
角田康夫[カクタヤスオ]
三菱UFJ信託銀行年金運用部主任参事役。早稲田大学法学部卒業、東洋信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)入社。投資企画部等を経て、2007年4月より現職。証券投資理論研究および応用に従事。ファイナンシャル・プランニング指定試験機関技能検定委員、日商・金財DCプランナー認定試験企画委員、行動経済学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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