出版社内容情報
謙信と宇佐美定満。2人の激動の生涯を描く!
聖将謙信の武将としての基礎を忠臣として、時に父兄としてはぐくんだ軍師・宇佐美定満。二人の激動の生涯を漫画を交えて展開する。
自ら毘沙門天の転生であると公言し、後世、越後の虎とも越後の龍とも呼ばれた戦国の聖将上杉謙信。謙信の武将としての基礎を忠臣として、時に父兄としてはぐくんだ軍師・宇佐美定満。川中島の戦いでの軍師ぶりは上杉軍を常に有利に導いたという。川中島の合戦屏風にもその姿が描かれている。後に謙信の軍法として伝えられた「越後流軍学」。その祖とされた架空の軍師【宇佐美定行】は実在の武将である定満がモデルとなったもの。
▼宇佐美定満の創られた「軍神伝説」
▼上杉謙信は女人だった?
▼宇佐美定満の怪死は忠義の死?
▼本書では若き毘沙門天が軍神より培った「義・愛」の原点や二人の主従関係について描く。
●序章 「軍師」宇佐美定満の謎を解く! 創られた「軍師」宇佐美定満 文・橋場日月
●第一章 長尾為景の時代 ――虎千代、定満に出会う――
●第二章 長尾景虎と十二大作戦 ――越後の虎、定満とともに義戦に臨む――
●第三章 上杉謙信と七大作戦 ――越後の軍神、天下を目指す義戦に駆ける――
●閑話休題・戦国武将と信仰
●終章 上杉謙信と宇佐美定満をめぐる旅
内容説明
創られた「軍神伝説」/謙信は女人だった?/忠義の死?黒い謎…。大器を護り、命を懸けて導き、歩みし聖将の道。若き毘沙門天が軍神より培った「義・愛」の原点を漫画と文章でつづる。
目次
序章 「軍師」宇佐美定満の謎を解く!
第1章 長尾為景の時代―虎千代、定満に出会う
第2章 長尾景虎と十二大作戦―越後の虎、定満とともに義戦に臨む
特集1 上杉謙信の外交術
第3章 上杉謙信と七大決戦―越後の軍神、天下を目指す義戦に駆ける
特集2 上杉謙信の領国経営術
閑話休題 戦国武将と信仰
終章 上杉謙信と宇佐美定満をめぐる旅