出版社内容情報
独眼流政宗と、それを支えた男の魅力に迫る!
先見力・洞察力に優れた武将伊達政宗と、智勇を兼ね備え、政宗の剣術指南も務めたという軍師片倉小十郎。その関わりと魅力に迫る。
名将軍とその参謀、二人の生きざまを文章解説と漫画でつづるシリーズ。豪華絢爛を好むことで知られ、「伊達者」の語源にもなった伊達政宗は、先見力・洞察力に優れた武将であるとともに、和歌・漢詩などの文学的素養を多分に持った人物だった。今なお言い伝えられている名言・名行の逸話は数知れない。一方、伊達家中での片倉家の家格は、最高の「一門」ではなく二番目の「一家」であり、石高も最多ではなかった。にも関わらず、小十郎(本名:景綱)は、「武の伊達成実」と並んで、「智の片倉景綱」と呼ばれ、名軍師として活躍した。一説によれば剣術にも長け、幼少期の政宗の剣術指南も務めたと言われるなど、智勇を兼ね備えた武将であったとも伝えられている。本書では、こうした逸話の一つひとつについて解説し、二人の人間的魅力に迫っていく。
●序章 軍師・片倉小十郎のあらまし
●第一章 独眼流の重大事件
●第二章 片倉小十郎の軍略
●閑話休題 ――遣欧使節の旅――
●第三章 伊達氏の領国経営
●第四章 伊達軍団と伊達家の名臣
●終章 名所でめぐる名将と軍師
内容説明
隻眼コンプレックス/直江兼続との確執/非情の諌言…。独眼竜と、その剣術指南を務めた参謀とは!?二人の逸話を漫画と文章でつづる。
目次
序章 軍師・片倉小十郎のあらまし
第1章 独眼竜の重大事件
第2章 片倉小十郎の軍略
閑話休題 遣欧使節の旅
第3章 伊達氏の領国経営
第4章 伊達軍団と伊達家の名臣
終章 名所でめぐる名将と軍師