出版社内容情報
武田邦彦氏に言っておきたいことがある!
『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』で環境問題の常識を覆した著者に、異論・反論! 熱いやりとりの中から真実が見えてくる。
内容説明
「環境問題のウソ」「リサイクルは偽善」と著書で記し、日本中に衝撃を与えた武田邦彦教授。その主張はテレビや新聞などのマスコミで多く取り上げられ、市民の間でも議論を巻き起こし、武田氏に対して様々な評価が与えられた。本書は、それらの主張に対して問題意識を持った市民有志が企画したシンポジウムにおける、武田氏と13人のパネリストによる激論を収録。「リサイクル」「温暖化」「ダイオキシン」の3つのテーマに、リサイクル業者、環境省職員、東大教授など、専門家による正面からの鋭い指摘から、環境問題の真実が徐々に明らかになる。
目次
第1幕 リサイクルのウソ、ホント(リサイクルしてごみが増えた;リサイクルには誠実さがない ほか)
第2幕 レジ袋は不要か、必要か―リサイクルのウソ、ホント2(リサイクルより、ものを大切にする心の方が大切だ;ペットボトルを中国に売ってしまうリサイクルに「誠実さ」はない ほか)
第3幕 現代は平安時代より寒いのか?―温暖化のウソとホント(今は平安時代よりも寒いのだ;優等生の日本だけ減らしても意味ない ほか)
第4章 ダイオキシンは本当に毒なのか?(ダイオキシンの毒性は強くない;焼き鳥屋さんのおやじはなぜ、被害者にならないのか ほか)
著者等紹介
武田邦彦[タケダクニヒコ]
1943年、東京都生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒業。工学博士(東京大学)。専攻は資源材料工学。旭化成工業株式会社ウラン濃縮研究所所長、芝浦工業大学教授、名古屋大学大学院教授を経て、中部大学総合工学研究所教授(副所長)。多摩美術大学非常勤講師も兼任し、内閣府原子力委員会専門委員、文部科学省科学技術審議会専門委員なども務める
杉本裕明[スギモトヒロアキ]
1954年生まれ。朝日新聞記者。1980年入社。東京本社社会部などで廃棄物、化学物質、環境アセスメント、地球環境、自然保護など環境全般をフォロー。1991~93年、98年~2000年まで環境庁を担当。名古屋本社在籍時に岐阜県御嵩町の町長襲撃事件と産廃住民投票をキャンペーン。石原産業のリサイクル偽装「フェロシルト事件」を発掘、不法投棄事件として立件まで持ち込む。現在は東京本社・オピニオン編集グループに所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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