出版社内容情報
松下幸之助による設立以来、政界のみならず各界にリーダーを輩出し続けてきた政経塾での、幸之助のリーダー向け講話を編集、収録。
パナソニックグループを創りあげた松下幸之助がその私財70億円を投じてはじめられた松下政経塾。この塾はその後政財界に多くのリーダーを輩出してきた。それから30年が経ち、いまの日本は「百年に一度」の危機に瀕している。それは実体経済面だけの話ではない。企業人、政治家・官僚が精神の危機に陥っているという点では、まさしく未曾有の危機なのかもしれない。2008年後半からの景気悪化にともない、給与・賞与削減、人員削減といったリストラ策を決断せざるを得ない状況のなかで「リーダー不在」が叫ばれる日本。リーダーたるものまたリーダーを目指す人は日々なにを心がけておくべきか。本書では、松下が当時の塾生たちにその思いを切々と伝えつづけた未公開テープ約百時間を中心にしつつ、政経塾の人間教育をベースにして構成されたものである。物事の本質を見極め衆知を集めつつ道を切りひらいていく人材となるために大切なことが凝縮された一冊。
[I部]成功するために知っておいてほしいこと
●第1章 素直な心で衆知を集める
●第2章 自修自得で事の本質を究める
●第3章 日に新たな生成発展の道を求める
[II部]リーダーになる人に知っておいてほしいこと
●第1章 素志貫徹 ――道を切りひらくために
●第2章 自主自立 ――智慧と力を集めるために
●第3章 万事研修 ――すべてに学ぶ人となるために
●第4章 先駆開拓 ――新たな歴史の扉を開くために
●第5章 感謝協力 ――真の発展を目指して
内容説明
戦略・戦術は大事。しかしそれ以上に大切なことがある。松下政経塾所蔵の未公開テープ約百時間から厳選された成功の知恵。
目次
1部 成功するために知っておいてほしいこと(素直な心で衆知を集める;自修自得で事の本質を究める;日に新たな生成発展の道を求める)
2部 リーダーになる人に知っておいてほしいこと(素志貫徹―道を切りひらくために;自主自立―知恵と力を集めるために;万事研修―すべてに学ぶ人となるために;先駆開拓―新たな歴史の扉を開くために;感謝協力―真の発展を目指して)
著者等紹介
松下幸之助[マツシタコウノスケ]
パナソニック(旧松下電器)グループ創業者、PHP研究所創設者。明治27(1894)年、和歌山県に生まれる。9歳で単身大阪に出、火鉢店、自転車店に奉公ののち、大阪電灯(株)に勤務。大正7(1918)年、23歳で松下電器を創業。昭和21(1946)年には、「Peace and Happiness through Prosperity=繁栄によって平和と幸福を」のスローガンを掲げてPHP研究所を創設。平成元(1989)年に94歳で没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ehirano1
さと
morinokazedayori
takaC
takaC
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