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出版社内容情報
デザイナー人生50年を集大成した豪華写真集。
デザイナー人生50年、皇后陛下のデザイナーとしても32年の著者が手がけてきた仕事の集大成! 極限の美が堪能できる豪華写真集。
デザイナーとして50年、皇后陛下(当時は皇太子妃)のデザイナーを拝命して30年。着る人が美しく見え、幸せを感じる服をつくり続けてきた著者の服づくりへの情熱を一冊に凝縮した写真集。服は西欧が生み出したものだが、そもそも衣裳は人間が身にまとい着るもの。現実に生きている人間を浮き彫りにすることが衣裳の使命であれば、西欧も東洋もなく、服は定型を越えて人の体になじみ人のこころに沿うものでなければ……との思いを出発点に、著者は日本独自の美意識を芯に柔らかなこころと眼で、布の声に耳を傾けて日本人の服をつくってきた。本書では植田いつ子のオートクチュールが、故郷の原風景や生き方を通して、どのようにつくられたかを大倉舜二のすばらしい写真で紹介する。わが国を代表するオートクチュールデザイナー、また皇后陛下専属デザイナーとして活躍している著者の服づくりのすべてが入った保存版豪華アルバム。布張り透明ケース入り。
●うつろうものを凝視(みつ)めて
●日本人の色彩感
●伝統を敬い、布の声に耳を傾けて
●布を襲(かさ)ねる
●私の服づくり
●陰翳(いんえい) ――ドレープについて
●人になじむ宝飾を
●出逢いのうれしさ
●中川一政先生のこと
●水上 勉先生のこと
●向田邦子さんのこと
●高田博厚先生のこと
●ふるさと“玉杵名(たまきな)”
●植田いつ子のあゆみ
●銀座の夜明けに
●能によせて
●舞台衣装について
●ドレープの秘密 大倉舜二
●発刊によせて 江口克彦
●植田いつ子年譜
内容説明
「着る人が美しく見え、幸せを感じる服」をつくり続けてきた著者の服づくりへの情熱を一冊に凝縮した保存版豪華アルバム。日本の伝統と美から生まれたオートクチュールのすべて。
目次
うつろうものを凝視めて
日本人の色彩感
伝統を敬い、布の声に耳を傾けて
布を襲ねる
私の服づくり
陰翳―ドレープについて
人になじむ宝飾を
出逢いのうれしさ
ふるさと“玉杵名”
植田いつ子のあゆみ
ドレープの秘密
発刊によせて
著者等紹介
植田いつ子[ウエダイツコ]
1928年熊本県玉名市に生まれる。1949年桑沢デザイン研究所と文化学院デザイン科に通うかたわら絵画研究所で学ぶ。1951年桑沢デザイン研究所卒業。銀座ビジョン・銀座レインボウにデザイナーとして入社。1956年植田いつ子アトリエを開設。1971年~2002年(株)ジュン・J&R部門開設にともない顧問デザイナーとして既製服を手掛ける。1974年桑沢デザイン研究所講師に就任。1975年パリでファッションショーを開く。第19回FEC(日本ファッション・エディタースクラブ)賞を受賞する。1976年皇太子妃(現・皇后陛下)デザイナーを拝命し、現在に至る。1979年(株)ミキモト宝石デザイン展示会を開き、その後ジュエリーデザインの発表をつづける。1983年作品集『植田いつ子の世界』(平凡社)刊行。この年の出版物の中の豪華本部門賞を受ける。また、翌年(1984年)、ドイツ・ライプチヒ「世界の美しい本」展において佳作に入賞する。2003年エッセー『植田いつ子の装いかた上手』(海竜社)出版。第56回熊本県近代文化功労者に選ばれる。1974年より現在まで舞台衣裳を約40数本制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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