質問会議―チーム脳にスイッチを入れる!なぜ質問だけの会議で生産性が上がるのか?

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質問会議―チーム脳にスイッチを入れる!なぜ質問だけの会議で生産性が上がるのか?

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  • サイズ A5判/ページ数 175p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784569702896
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C0034

出版社内容情報

 意見を言ってはいけない不思議な会議。いまこの会議が大きな成果を挙げていると言ったら驚くだろうか。しかし、これは事実であり、多くの企業がこの質問会議を続々と導入し始めている。
 質問会議とは、意見を言わず、質問と答えだけで進行していく会議のこと。実は意見より質問の方が様々な点で優れている。まず発言のしやすさ、そして何よりも「チーム脳」が働きだすことである。
 質問という手法から、コーチングを思い浮かべる人がいるかも知れないが、実はこの質問会議は、コーチングのチーム版とも言うべきアクションラーニングに基礎をおいている。この手法を使うと、チーム活動が自律的に起こり、チーム全員の思考が共鳴し合って、より効果的な問題解決が可能になる。そして何より、チーム員のモチベーションが格段に上がる。
 本書は質問会議のノウハウをわかりやすく説明するとともに、さまざまな企業における導入事例と成果もあわせて紹介している。

内容説明

トヨタ自動車、NEC、富士ゼロックスなどで続々導入、意見を言ってはいけない不思議な会議。今この会議が驚きの成果をあげている。投げかけられた質問が、他人の思考のスイッチを入れ、連鎖し、スパークする。思考が共鳴し合い、「チーム脳」が働きだす。

目次

第1章 なぜ、あなたのチームは機能しないのか(質問会議が生み出すもの;チームを活性化させる場はあるか;チームをマネジメントする方法をもっているか)
第2章 基本の流れをおさえれば誰でも質問会議ができる(質問会議のエンジン;質問会議 実施におけるポイント“魔法の仕掛け”;質問会議の進行の12ステップ)
第3章 紙上で体感!これが質問会議だ(質問会議デモセッション;再定義できないケース;胃県会議との違いを考える;質問会議がチームの生産性を上げる5つの理由)
第4章 質問会議で鍛えるチーム力(質問会議で開発される能力;チーム脳を誘発する共有と共感のマネジメント;リーダーの仕事はチーム脳を出現させること;チーム脳がチーム行動力を生む)
第5章 質問会議が現場を変えた!(真の問題を発見できた;コミュニケーションが活性化した;現場の実行力がアップそた;変革リーダーが育成できた;lチーム活性化がはかれた;理念の共有がはかれた)

著者等紹介

清宮普美代[セイミヤフミヨ]
東京女子大学文理学部心理学科卒。ジョージワシントン大学大学院人材開発学修士(MA in HRD)取得。大学卒業後、(株)毎日コミュニケーションズにて事業企画や人事調査等に携わる。数々の新規プロジェクトに従事後、渡米。米国の首都、ワシントンD.C.に位置するジョージワシントン大学大学院マイルル・J・マーコード教授の指導の下、日本組織へのアクションラーニング(AL)導入についての調査や研究を重ねる。外資系金融機関の人事責任者を経て、(株)ラーニングデザインセンターを設立。国内唯一となるALコーチ養成講座を開始。2008年8月現在、250名強の認定ALコーチを国内に輩出している。また、主に管理職研修、リーダーシップ開発研修として国内大手企業に導入を行ない、企業内人材育成を支援。NPO法人日本アクションラーニング協会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マルレラ

15
「質問会議」という参加メンバーの質疑応答を基本とした会議作りについて解説した本。 通常、会議では発表者やリーダー以外の人は聞き手に回ることが多く思考停止になりがちである。そこで、質問会議では鳥の目を持った司会者(ALコーチ)をおいて他の参加メンバーに質問を促す。これにより質問会議では参加メンバーの思考スイッチが活性化し、建設的な議論の場になるとともに参加者同士の信頼感も増すという。 チームの生産性をあげるうえで非常に参考になる内容で、実践してみたいと思いました。2022/09/12

コジターレ

5
WSに参加したときの著者の印象が「品のない太ったオバちゃん」だったので、何となく読む気が起きず積読していたが、ようやく読めた。リーダー論については目新しいことがなかったが、質問会議の考え方や具体的な手法については興味深かった。最近関心のあるダイアローグや子ども哲学などとも通ずるところがあり、それらと結びつけながら読んだ。日常的に思考しない人たちにも通用するのか、質問の質を高めるためにはどうすればいいのかといった疑問が残るが、そこはこれから考えていきたい。2017/05/13

tak

4
うーん。刺激は与えても、改善出来る限りのかなぁ。2014/05/08

またおやぢ

2
最近巷で流行っているアクションラーニングを体系的にまとめた一冊。小生は、会議自体は仕事ではない論者であるが、会議で決めたこと、合意したことが実行されて始めて結果に繋がることを考えると、その実行者が課題を理解し、腹落ちした状態で行動に移すことが大事なのは事実。効果的に効率よく納得性を高め、当事者意識を喚起する上で、質問に応えることで自分の頭を整理するという手法は、Why-Why分析に通じ、有効なものだと理解した。唯一のネックは、不慣れな為、納得するまで質問するのに時間が掛かり過ぎることか。練習あるのみだな。2016/07/13

ゆき

2
声の大きい人の独壇場、人ごとに感じてしまう会議が多々ある中で、こんな風な流れになるのか。作者も感じた不思議メソッド。うまい進行役が必要。2009/02/05

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