PHP新書<br> ナンバー2が会社をダメにする―「組織風土」の変革

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PHP新書
ナンバー2が会社をダメにする―「組織風土」の変革

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  • サイズ B40判/ページ数 225p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569702223
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C0230

内容説明

コンプライアンス(法令遵守)が声高に叫ばれても、組織不祥事はなぜ絶えないのか。それは、組織には個人の倫理観や使命感を超えた力学が働いているからだ。そのメカニズムを知り、危機回避に努めるのがナンバー2の役割である。著者は政府の調査委員として数々の事故、不祥事の原因究明に取り組んだ社会心理学者。職場にはびこる「権威主義」や「属人思考」の問題点を指摘し、組織風土を刷新する具体的な処方箋を提案する。あなたの会社は大丈夫か?誰もがナンバー2になりえるからこそ、必読。

目次

第1章 なぜ企業不祥事は跡を絶たないのか
第2章 権威主義は暴走する
第3章 職場にはびこる権威主義
第4章 組織風土の問題点はどこか
第5章 「属人風土」が不祥事を起こす
第6章 自分を見つめ、上司を見抜く
第7章 自分の組織の点検法
第8章 ナンバー2の自己訓練

著者等紹介

岡本浩一[オカモトコウイチ]
1955年大阪府生まれ。社会心理学者。東京大学文学部社会心理学専修課程卒業。同大学院社会学研究科社会心理学専門課程を経て社会学博士。現在、東洋英和女学院大学人間科学部教授。この間、オレゴン大学フルブライト助教授、カーネギーメロン大学大学院博士学位審査委員など。JCO事故、東電シュラウド傷不報告事案、JR西日本脱線事故など多くの事案で政府の調査委員などを務めたほか、科学技術振興事業機構・社会技術研究開発センターで社会心理学研究の指揮をとり、わが国の社会技術研究の萌芽と確立に努めた。現在、内閣府原子力委員会専門委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

だいすけ

4
インディペンデントシンカーなる言葉を初めて知った。自分の頭で考えるためにも、読書は必要とのこと。2017/01/31

Humbaba

4
考慮するべきは,誰が言ったのかということではなく,何を言ったのかという,その内容自体である.しかし,組織は多くの場合誰が言ったのかというところを重視する様になる.ナンバー2は,そのような場合でも内容を吟味し,おと柄によって評価できるようになる必要がある.2012/03/17

Humbaba

4
上の立場に立つ人間は、心許せる存在にそれを打ち明けてはいけない。あくまでもその一線を守り通すことで、相手も本気で働くようになる。それは非常に厳しいことだが、やらなければいけないことである。2010/03/20

Humbaba

3
コンピュータと異なり,人間は二元論で語れるものではない.そして,それは人間の創った社会についても同じことが言える.正解か不正解かという二元論で答えを求めようとするのではなくて,新しい道を探すことを求めていく必要があるだろう.2011/03/22

ねぎとろ

2
タイトルは安っぽいが中身は充実している。マネジメントのうまい人が周りをどのように「読んでいるのか」を解説したあたりは参考になった。2012/04/10

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