内容説明
相対性理論と量子論という現代物理学の二大理論によって導かれた宇宙創生のシナリオ。
目次
第1章 宇宙はわれわれの宇宙だけではなかった(アインシュタインは宇宙の「果て」をこう考えた;宇宙の「始まり」と時間の「始まり」について ほか)
第2章 アインシュタインは宇宙をいちばん知りたかった(ニュートン物理学の前に立ちはだかった壁;ニュートン物理学に矛盾があらわれる ほか)
第3章 マザー・ユニバースからチャイルド・ユニバースへ(「ワインバーグ・サラムの理論」と超伝導の理論;「統一理論」の次は「大統一理論」 ほか)
第4章 ホーキングとビレンケン―「無」からの宇宙創生論(あらゆるモノはゆらいでいる;パソコンや電卓は量子論の世界 ほか)
第5章 宇宙論は観測の時代に突入した(インフレーション理論の観測的証拠が見えてきた;ハッブル定数の値も決まった ほか)
著者等紹介
佐藤勝彦[サトウカツヒコ]
1945年、香川県生まれ。京都大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。現在、東京大学大学院理学系研究科教授。理学博士。専攻は宇宙論・宇宙物理学。「インフレーション理論」をアメリカのグースと独立に提唱、国際天文学連合宇宙論委員会委員長、日本物理学会会長、ビッグバン宇宙国際研究センター長を務めるなど、その功績は世界的に広く知られる。1989年に井上学術賞、1990年に仁科記念賞受賞。2002年に紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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pcance
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
あいぎす
コパン
く