出版社内容情報
副作用がなく、抜群の切れ味を持つガン治療としてアメリカの医学会でも注目されるビタミンC点滴療法。日本のパイオニアが紹介。
新しいガン治療「ビタミンC点滴療法」を紹介。
新しいガン医療として、「超高濃度ビタミンC点滴療法」が注目を浴びています。きっかけは2005年に『アメリカ科学アカデミー紀要』という権威ある医学誌に、アメリカの政府系機関の研究者たちが発表した論文が載ったことです。論文タイトルは「薬理学的なビタミンC濃度がガン細胞を選択的に殺す」というセンセーショナルなもの――。正常細胞には害を及ぼさず、ガン細胞のみを殺す作用が超高濃度ビタミンCにあるというのです。著者は、ビタミンC点滴療法の日本におけるパイオニアの一人であり、この二年の臨床例と治療の実際を公開しつつ、海外の検証論文、症例とデータ、ビタミンCがガン細胞を殺すメカニズム、これまでの歴史(今まで注目されなかった理由)、そして日本のガン医療の現実を、ガン患者さんやその家族の方々に理解していただけるよう、平易に解説。副作用がほとんどなく、再発・転移を防ぐ「希望のガン医療」をわかりやすく紹介します。
●第1章 副作用のない抗ガン剤の誕生!
●第2章 実際の治療プロセスと症例
●第3章 ビタミンCの不思議な力
●第4章 ガンとビタミンCの歴史
●第5章 わが国のガン医療の現実
●第6章 ビタミンCは希望の治療薬となるか
内容説明
副作用がなく再発転移を防ぐ、注目のガン医療。日本のパイオニアが症例に基づき、わかりやすく解説。
目次
第1章 副作用のない抗ガン剤の誕生!
第2章 実際の治療プロセスと症例
第3章 ビタミンCの不思議な力
第4章 ガンとビタミンCの歴史
第5章 わが国のガン医療の現実
第6章 ビタミンCは希望の治療薬となるか
著者等紹介
水上治[ミズカミオサム]
1948年、北海道函館市出身。弘前大学医学部卒業後、北品川総合病院内科勤務。東京医科歯科大学附属難治疾患研究所で医学博士。米国留学し、ロマリンダ大学大学院で公衆衛生学博士。東京衛生病院健康増進部長を経て、現在、健康増進クリニック院長。医学生時代から、自己治癒力が疾病克服の鍵と考え、西洋医学を根本にしながら、エビデンスの高い、体にやさしい治療法を臨床現場で施行し続けている。北品川総合病院勤務時代、進行ガンの患者さんに高濃度ビタミンC点滴療法を実施したパイオニアの一人。医院開業後、「超」高濃度ビタミンC点滴療法に取り組み、多数の進行ガン患者さんに良好な結果を得つつある。日本オーソモレキュラー医学会理事長、日本腫瘍学会理事、点滴療法研究会ボードメンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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