出版社内容情報
大らかに、しなやかに。落語的生き方のすすめ。
夫婦の関係は「厩火事」。部下を持ったら「花見酒」。仕事に失敗したら「素人鰻」。落語を深く味わえば、大抵のことは愉しめる!
「おい、手は大丈夫か?」「厩火事(うまやかじ)」の噺に出てくるセリフです。大切な茶碗を割ってしまった女房に、夫がかける優しい一言。世の中ギスギスしてますが、こんな器量を持ちましょうよ(とはいえこの噺には、あとでオチがつきますが…)。
▼落語は思わずぐっとくる“ヒューマニズム”に溢れてます。嫌な人間関係に困った時、落語の知恵が活かせます。家族に感謝したくなった時、落語の名場面に共感できます。「こんな人いないよ」と、呆れ返る噺もあります。童門流「落語的生き方のすすめ」、一席どうぞおつきあいを。
▼(目次より)★おハズカシウございます――理不尽な上司に ★なんでニラむのよ――部下同士で仲が悪いとき ★キミの昇進はオレの口キキだよ ★子離れのさびしさに耐える ★としよりには冷水を ★“知ったかぶり”指南 ★最後の詰めが甘いよ
●まえがき
●第一章 困った人付き合いに効く落語の一言
●第二章 イヤな仕事を楽しむ落語の知恵
●第三章 家族の人情を描く落語の名場面
●第四章 憧れる? 呆れ返る? 落語的生き方のすすめ
内容説明
落語は思わずぐっとくる“ヒューマニズム”に溢れてます。嫌な人間関係に困った時、落語の知恵が活かせます。家族に感謝したくなった時、落語の名場面に共感できます。「こんな人いないよ」と、呆れ返る噺もあります。童門流「落語的生き方のすすめ」、一席どうぞおつきあいを。
目次
第1章 困った人付き合いに効く落語の一言(おハズカシウございます―理不尽な上司に;ケガしなかったかい?―リーダーの器量を示す ほか)
第2章 イヤな仕事を楽しむ落語の知恵(“堪忍袋”のすすめ―ストレスを解消したいとき;“職場バー”のすすめ―やる気を引き出す ほか)
第3章 家族の人情を描く落語の名場面(子離れのさびしさに耐える;可愛い子には旅をさせる ほか)
第4章 憧れる?呆れ返る?落語的生き方のすすめ(男は放浪に憧れる;女は定住に憧れる ほか)
著者等紹介
童門冬二[ドウモンフユジ]
本名、太田久行。1927(昭和2)年、東京生まれ。東京都立大学事務長、東京都広報室長・企画調整局長・政策室長などを歴任。1979(昭和54)年より作家活動に専念する。『暗い川が手を叩く』で第43回芥川賞候補。1999(平成11)年春、勲三等瑞宝章を受章。講演のテーマは「歴史に見る地方分権」「歴史に学ぶまちづくり」「歴史に学ぶリーダーの条件」など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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