内容説明
蜻蛉切と呼ばれた大槍/負けても功名あがる戦いっぷり/孤独こそ武辺者の誇り…。家康に過ぎたるもの本多平八と敵に称えられた徳川の突撃隊長の生涯を漫画と文章でつづる!
目次
序章 本多忠勝見参―生まれついての武骨者
第1章 本多忠勝三大決戦―若き日の猛き勇将
第2章 本多忠勝一〇番勝負―荒ぶる蜻蛉切
第3章 本多忠勝と関ヶ原合戦―戦こそわが命
第4章 本多忠勝の晩年―武骨の槍が重くなるとき
第5章 徳川家臣団の歴史―鉄の結束・血の団結
第6章 本多忠勝を囲む人々―武辺と忠義の兵たち
第7章 本多忠勝紀行―すぎたる無骨者に会いにゆく
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しおん
1
アンチ徳川だけど忠勝は結構好き。全然知らなかった四天王のことや徳川家のことがわかりました。榊原氏がいい人!村正がまさか息子信康の介錯に使われてたとは!2012/06/21
Hiroyuki Fujiwara
0
徳川家康の天下統一の偉業を忠義一徹で支えた武将。甲斐・信濃攻防戦(武田家が滅びた後の北条氏との戦)では勇猛果敢な戦いぶりという。自軍の兵たちを適材適所で活躍させ、前線における指揮官としても才能を大いに発揮していたという。岐阜城攻めの際、福島隊、池田隊の先陣争いで同志討ちにもなりかねない状況にて調停役としてまとめ、家康に報告したという。家康と真田家、真田家に嫁いだ忠勝の娘・小松殿、当時の歴史に大きな影響を及ぼす。関ヶ原の合戦前、真田父子は敵味方に分かれ、親、姑、真田信幸、小松殿はどんな思いだったのだろう。2019/02/12
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