PHP新書
もう一度、人生がはじまる恋―愛と官能のイギリス文学

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B40判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569699271
  • NDC分類 930.2
  • Cコード C0297

内容説明

恋をすることで、人はより深く生きることができる。いくつになっても、何度でも、私たちは恋におちる。初恋ならではのときめきもあれば、成熟した大人だからこそ味わえる愛もある。運命に従うのか、駆け引きを楽しむのか。命が尽きても終わらない愛はあるのか。刹那の快楽の果てに、たどり着く真実とは。『ロミオとジュリエット』『プライドと偏見』『ジェイン・エア』『嵐が丘』『つれなき美女』『チャタレイ夫人の恋人』―イギリス文学の名作が、男と女の深淵、人生の機微を教えてくれる。心と体で感じる、恋の読書案内。

目次

第1章 恋することの幸福はどこに―W・シェイクスピア『ロミオとジュリエット』
第2章 したたかな計算と、どうにもならない偶然と―J・オースティン『プライドと偏見』
第3章 男と女、それぞれの事情を超えて―C・ブロンテ『ジェイン・エア』
第4章 永遠を信じるために―E・ブロンテ『嵐が丘』
第5章 恋のあとにのこるもの―J・キーツ『つれなき美女』
第6章 私たちは心と体で恋をする―D・H・ロレンス『チャタレイ夫人の恋人』

著者等紹介

齊藤貴子[サイトウタカコ]
横浜市生まれ。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業、同大学大学院教育学研究科博士課程修了。早稲田大学および同大学エクステンションセンター講師。現在は主として、ラファエル前派を中心とした19世紀イギリスの文学と美術の相関を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Masa03

1
勉強になりました。。。 いわゆる文学少年でも文学青年でもなかったので、歴史小説と(今でいう)ラノベを除いては文学とか小説とか弱いんっす。 もちろん、教養としてシェークスピアは(少なくとも)あらすじは知っているし、(ロミオとジュリエット含む)何冊かは読みましたが、それ以外はほぼノーマーク(いや、チャタレイ夫人は男の子として、そういう話ってのは知ってましたが。。。)。なので、良好な知的刺激を受…(ブクレコからインポート、全文はコメントに掲載されています)2014/02/13

うさぎ

0
久々にイギリス文学のお勉強をした感じ。キーツなんて懐かしさしかなかったし。バイロンも懐かしい。ただ、もう一度人生が始まる恋には縁がなさそうな私もです。2014/06/17

TSUJINO Yusuke

0
☆☆☆☆ タイトルだけ見ると恋愛のマニュアル本みたいだけど、イギリス文学の新書。 フランス恋愛小説はよく有名だけど、ロミジュリや傲慢と偏見などイギリスにも多くの恋愛小説がある。 とは言っても読んだことないので、読んでみたいと思った新書でした。

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1827
  • ご注意事項

最近チェックした商品