心に突き刺さるショーペンハウアーの言葉―人生、孤独、悩み、恋愛ほか

電子版価格
¥1,100
  • 電書あり

心に突き刺さるショーペンハウアーの言葉―人生、孤独、悩み、恋愛ほか

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569698861
  • NDC分類 134.6
  • Cコード C0098

内容説明

苦悩と空しさの満ちた世の中で、どうすれば心の安寧を得られるのか。ショーペンハウアーの哲学が、悩み多き現代人の心に一条の光となって届く。

目次

ショーペンハウアーの「わが半生」より
苦しみの世界を乗りこえるには
苦痛の深刻化と一時的な救済
性愛の哲理
恋は個人のためではなく種族のためにある
同情、共苦の道徳とは
道徳の世界
芸術による救済はありうるか
天才と凡人
アフォリズムの妙味
ショーペンハウアーアフォリズム
健康第一
すこやかに楽しく生きよ
ストレス解消は孤独を楽しむことから
すぐれた孤独の境地
ショーペンハウアーの経済観
人が所有するものについて
ショーペンハウアーの身内と他人に対する態度
他人の思惑を悩むな
真の名声は遅くやってくる
名声を得る虚しさ
他人の態度について
他人に対するわれわれの態度の実情
絶妙なショーペンハウアーの談話
社交と友情
すぐれた精神と礼儀作法
礼儀作法について

著者等紹介

金森誠也[カナモリシゲナリ]
1927年、東京生まれ。東京大学文学部独文学科卒業。日本放送協会(NHK)勤務後、広島大学教授、亜細亜大学教授、静岡大学教授、日本大学教授を歴任。現在、著述家、翻訳家。専門はドイツ文学、ドイツ思想。日本ショーペンハウアー協会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コラッジョ

2
欲望だらけの現代人にこそ読んでもらいたい本。 人間はいずれ死ぬ存在でしかなく、 欲望が満たされた所で新たな心配事や欲望が生まれるだけ。 そもそも欲望が満たされない可能性も高い。 仮に全ての欲望が満たされたとしても、今度は”退屈”という苦悩が待ち受けている。 この世は最初から苦悩に満ちた世界であると諦めておけば、 欲望が満たされなくてもガッカリする事は無いし、 突然に嫌な事が起こっても、それが普通、当たり前なのだと我慢出来る。2016/04/10

想像上の集合

1
「礼儀正しいことは賢明であり無礼は愚劣である。礼儀を欠くことによって不必要に意図的に敵をつくることは、自宅に放火するのと同じような狂気の沙汰である。なぜなら礼儀は計算に使う模造貨幣と同様、明らかにニセの貨幣であり、こんなものを倹約するのは愚の骨頂だからである。逆に惜しみなく礼儀正しくふるまうのは分別のある態度である」p,2072013/01/15

イワ

0
前半は突き刺さりましたが、後半はあまり突き刺さりませんでした。2017/08/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12426
  • ご注意事項