内容説明
自分の気持ちを素直に書けば、こころがスーと楽になる…。対人関係療法における4つの問題領域。
目次
第1部 自分の対人関係について知ろう(気分と対人関係の関わりに気づく;まずは「うつ」の役割を引き受ける;自分の人間関係を把握する)
第2部 「気持ち」と「コミュニケーション」の活用法を知ろう(気持ちと賢くつきあう;コミュニケーションを使いこなそう)
第3部 自分の問題に取り組む戦略を立てよう(当てはまる問題を探す;悲哀―ちゃんと悲しめる自分になろう;不和―「役割期待のずれ」という見方のプロになろう;変化―自分の周りの霧を晴らそう;人間関係を作るのが苦手な人―人間関係を作るパターンをつかもう)
第4部 「うつが治ること」を「役割の変化」としてとらえる(「病者の役割」から「再発の可能性を抱えているけれども健康な人」の役割へ;古い役割を締めくくる;新しい役割で必要とされることができるようにする;周囲の人たちに期待することを明らかにしよう;より良い人生のために)
付録 気持ちが辛いときに使うシート―コミュニケーション分析シート
著者等紹介
水島広子[ミズシマヒロコ]
慶應義塾大学医学部卒業・同大学院修了(医学博士)。慶應義塾大学医学部精神神経科勤務を経て、現在、対人関係療法専門クリニック院長、慶應義塾大学医学部非常勤講師(精神神経科)、アティテューディナル・ヒーリング・ジャパン代表。2000年6月~2005年8月、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本改正などを実現。1997年に共訳『うつ病の対人関係療法』(岩崎学術出版社)を出版して以来、日本における対人関係療法の第一人者として臨床に応用するとともに普及啓発に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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