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内容説明
自ら命を絶つ子どもたちが後を絶たない。クラス全員が1人の生徒を長い間執拗にいじめ、自殺に追い込むケースが増えている。被害者が自殺をするたびに、学校側が事実を隠べい、マスコミが騒ぐことの繰り返し。国の将来を担う子どもたちをこれ以上「いじめ」で死なせてはならない。では、どうするか。いじめがここまで悪化したら、もはや教職員だけの力ではどうにもならない。学校全体、親、地域社会を含めた解決策(いじめ防止プログラム)が必要である。本書は、加害者と被害者に対応するだけではなく、「傍観者」を変えなければならないと主張する。米国のいじめ対策などの事例をもとに、生徒や教職員が具体的に取り組むべき方法論を紹介する。
目次
第1章 “傍観者”が残酷ないじめをエスカレートさせる
第2章 自殺、復讐―“被害者”の心理を分かつもの
第3章 無視、無関心、煽り―“傍観者”の心理
第4章 いじめ問題・解決のヒントは傍観者にあり!
第5章 いじめを隠べいする学校“第二の傍観者”だ
第6章 いじめ問題―大人ができること、やるべきこと
著者等紹介
矢部武[ヤベタケシ]
1954年埼玉県生まれ。ジャーナリスト。70年代半ばに渡米し、アームストロング大学で修士号を取得。帰国後、米紙「ロサンゼルス・タイムズ」東京支局記者等を経てフリーに。銃社会、人種差別、貧困格差など米国深部に潜むテーマを抉り出す一方で、いじめ、少年犯罪、教育問題などを比較文化・社会的に分析し、解決策をさぐる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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サムライマニア