内容説明
世界的数学者にして憂国のエッセイストが日本人に伝え残したこと―没後三十年、数々の言葉がいま甦る。
目次
第1章 情緒と日本人
第2章 日本民族
第3章 数学と芸術と文学と
第4章 教育
付章 松下幸之助との対話
著者等紹介
岡潔[オカキヨシ]
1901年、大阪市生まれ。1922年に京都帝国大学物理学科入学、数学科に転科、同大を卒業する。1929年、28歳でフランスに留学、帰国後広島文理科大学助教授。教授職を辞してからは、純正数学の研究に没頭し「多変数複素函数論」の分野における「三大問題」といわれる難題に解決を与え、世界的な数学者として認識される。1949年、奈良女子大学教授に就任。1960年、文化勲章受章。1963年に毎日出版文化賞受賞。1973年、勲一等瑞宝章受章。1978年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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