内容説明
吉田茂、岸信介、池田勇人…歴代総理をはじめ、今も多くの政財界人が心の師と仰ぐ安岡正篤。その深遠なる教えとは―。心を高め、善く生きるための“安岡学入門”の書。
目次
昭和天皇と安岡正篤の関係
人格と心身を鍛える方法とは何か
人間の品格を高める方法
心を鍛える「六中観」を腹にすえよ
生き方を見直す安岡正篤の提言
自分を反省するポイントとは何か
人を指導するリーダーになるには
リーダーは品格と見識を育てよ
自分を造って社会に貢献せよ
社会に飛躍する行動学の基本
人と組織を動かすポイント
日常の活動を支える心得
経営者の必読書『重職心得箇条』に学ぶ
真のエリートになるための情景
知行合一をとく「陽明学」とは何か
陽明学を実践した日本人に学べ
安岡正篤が語る日本の人物評価
歴代総理を指導した安岡正篤
経営者を指導えいた名言〕
著者等紹介
武田鏡村[タケダキョウソン]
1947年、新潟県生まれ。作家・日本歴史宗教研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かず
5
昭和のフィクサーといわれた陽明学者 安岡正篤氏の入門書です。氏の思想のエッセンスと陽明学、日本の陽明学者これらの紹介、そして、安岡氏が指南したという昭和の宰相たちの逸話が掲載されています。氏の著書はこれまでも読んでいたのですが、改めて「難しい」と思いました。字面で分かったつもりになるのが一番怖いもので、これまで東洋思想の読書を進める中で、今、それを如実に感じています。本書では、「誠と「敬」について、あらためて考えさせられました。また、氏が指南した宰相たちが大衆受けの悪い方たちばかりなのが気になりました。2015/09/14
夢仙人
1
参考になった。原典に当たってみよう。2012/01/03