内容説明
安心・円満のうちに人生を終えるために。年間3,000件以上の相談を受け、的確なアドバイスにより顧客から絶大な信頼を得ている「遺産相続のプロ」が教える、自分の意思・心を残す遺言書の書き方。
目次
第1章 いまどきの相続事情
第2章 遺言書があれば悲劇を防げた事例
第3章 公正証書遺言があってももめる事例
第4章 遺言書で自分の意思を伝える時代
第5章 遺言書を作るために知っておきたいこと
第6章 サポートとコーディネート
第7章 安心で円満な相続のための生前対策
第8章 相続の手続きを知っておく
著者等紹介
曽根恵子[ソネケイコ]
1956年京都府生まれ。京都府立大学女子短期大学部卒業後、(株)PHP研究所勤務を経て、1987年(株)扶相を設立。現在は(株)フソウアルファに社名変更し、代表取締役会長を務める。95年(株)グローバル・アイを設立、代表取締役に就任。2000年NPO法人「資産相続総合相談センター」を設立、03年より理事長。04年内閣府認証取得。01年(株)相続相談センターを設立、代表取締役に就任。宅地建物取引主任者、不動産アナリスト、ファイナンシャル・プランナー、損害保険上級資格、生命保険募集資格、不動産コンサルティング技能登録認定、一般不動産投資顧問業登録認定の資格を持ち、「遺産相続のプロ」として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Humbaba
4
相続はお金の問題になるので、当事者同士だけでは解決が難しくなる事が少なくない。そのようなときに、故人の遺志がわかっていれば、お互いに納得がしやすくなる。自分の願いに沿った結果を出すためにも、そして残された家族を不幸にしないためにも、自分の意志を残しておくことは重要になる。2013/11/07
今夜は眠れない
2
そうなのか。2015/04/26
Humbaba
2
相続は上手くやらないと関わった人すべてを不幸にしかねない.直接的な利害があるからこそ,話し合いは簡単にまとまらない.遺言書をしっかりと作っておけば,残された家族の問題は小さくて済むことが多い.ただし,それもしっかりと考えられたものであることが望ましい.2010/06/07
de sang-froid
0
著者は相続コーディネーター。相続って死んだ人の気持ちと残された人々の気持ちが一致しないと上手くいかない。考えてみるに、上手く行かなくて当たり前なのだと思う。遺言書と遺産分割協議書の例文が出ている。紙面のせいか内容が不十分だが、イメージは掴みやすいかも。2017/08/09