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雑学3分間ビジュアル図解シリーズ
犯罪心理学

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569694610
  • NDC分類 326.34
  • Cコード C0011

内容説明

いったい何が、人を犯罪に走らせるのか?軽犯罪者から、何度も犯行を繰り返してしまう常習犯、そして、世間を震撼させた重大事件の犯人まで―。犯罪者の心の内側を徹底的に分析する。

目次

第1章 人はなぜ犯罪者になるのか(犯罪心理学の考え方―だれもの心にひそむ犯罪とは?;犯罪の基本公式―人はなぜ罪を犯すのか? ほか)
第2章 犯罪によって異なる心の内側とは(殺人―なぜ殺してしまうのか?;大量殺人・連続殺人―なぜ次々と殺すのか? ほか)
第3章 少年非行を生むのは環境か素質か(少年非行―少年の犯罪と大人の犯罪は違う?;少年法―少年を裁くための法律とは? ほか)
第4章 犯罪発生を未然に防ぐことはできるか(犯罪と環境―犯罪が起こりやすい環境とは?;犯罪の移り変わりと警察―警察は犯罪にどう対応してきた? ほか)
第5章 犯罪者は真人間にもどせるか(裁判のしくみ―犯罪者はどのように裁かれるか?;精神鑑定―精神鑑定で何がわかるのか? ほか)
第6章 犯罪はなくならないのか―犯罪研究の歴史をひもとく(犯罪心理学の目的―犯罪心理学とはどんな学問か?;犯罪心理学のルーツ―犯罪者研究のはじまりは? ほか)

著者等紹介

福島章[フクシマアキラ]
1936年東京生まれ。東京大学医学部卒業、東京大学大学院博士課程修了。医学博士。専攻は精神医学。東京医科歯科大学助教授、上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。病跡学の権威として知られるほか、精神鑑定医として多くの著名事件を手がける犯罪心理学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

10
高い再犯率をみればわかるように、刑務所等刑事施設による矯正に限界が生じている。著者は、犯罪心理学により犯罪が起こる原因を解明し、科学的な治療・教育・更生プログラムを作りたいというが、2006年に監獄法が全面改正されるまで約百年もかかっている。犯罪対策の抜本的な見直しはまだまだ先だろう。2019/05/25

くろまによん

10
全ての人間は潜在的犯罪者という指摘は面白かった。状況によっては犯罪に手を染めてしまう場合が誰しもある。また犯罪者の精神類型の分析や実際の事件の簡単な分析なども興味深い。素早く概要が理解できる一冊。2014/07/26

アリス

5
メディアで犯罪が報道されない日はない。殺人、窃盗、強姦、詐欺。大人だけでなく、未成年者も罪を犯す。本書は犯罪者の心理を科学的に分析し、そのデータを犯罪捜査に役立てるという実用的な役割がある一方、人間に潜む異常性や本性を、犯罪者という個体を通して研究する犯罪心理学の入門書である。人はなぜ罪を犯すのか?原因は環境か素質か?犯罪の種類は?犯罪者はどのように裁かれるか?犯罪を未然に防ぐことは可能か?など、多角的な情報が詰まっている。ダイジェスト感はあるため、詳細を学ぶには他の書籍を紐解く必要がある。2014/02/09

二階堂聖

3
”私たちは犯罪者の行動でガス抜きしている”という始まりに興味をそそられた。 犯罪心理学には、犯罪行動の心理を科学的な分析によって活用する実用的な役割がある一方、『すべての人の心の底にある異常性や本性を、犯罪者という個体を通して追及するという目的もあるのです。(P12)』とのこと。 殺人、自殺、いじめ・・・多くのことを考えるきっかけになる本。2014/11/05

Mik.Vicky

2
図書館でふと手にとって読んでみた。心理学、とても興味深く読めた。自分の子供時代・思春期・現在、なんとなく当てはまるような心理状態・成長過程もあるし、周りの人に該当しそうな部分もある。また、ハイジャック犯は依存性の強い甘えた者。なぜなら他人に犯行の成否を依存してしまっているから。という記述にはなるほどと思った。ビジネス(仕事)にもピッタリ当てはまる。プロジェクトの成否を他社の失敗に依存してしまってはハイリスクになるという意味で。2015/01/30

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