内容説明
いったい何が、人を犯罪に走らせるのか?軽犯罪者から、何度も犯行を繰り返してしまう常習犯、そして、世間を震撼させた重大事件の犯人まで―。犯罪者の心の内側を徹底的に分析する。
目次
第1章 人はなぜ犯罪者になるのか(犯罪心理学の考え方―だれもの心にひそむ犯罪とは?;犯罪の基本公式―人はなぜ罪を犯すのか? ほか)
第2章 犯罪によって異なる心の内側とは(殺人―なぜ殺してしまうのか?;大量殺人・連続殺人―なぜ次々と殺すのか? ほか)
第3章 少年非行を生むのは環境か素質か(少年非行―少年の犯罪と大人の犯罪は違う?;少年法―少年を裁くための法律とは? ほか)
第4章 犯罪発生を未然に防ぐことはできるか(犯罪と環境―犯罪が起こりやすい環境とは?;犯罪の移り変わりと警察―警察は犯罪にどう対応してきた? ほか)
第5章 犯罪者は真人間にもどせるか(裁判のしくみ―犯罪者はどのように裁かれるか?;精神鑑定―精神鑑定で何がわかるのか? ほか)
第6章 犯罪はなくならないのか―犯罪研究の歴史をひもとく(犯罪心理学の目的―犯罪心理学とはどんな学問か?;犯罪心理学のルーツ―犯罪者研究のはじまりは? ほか)
著者等紹介
福島章[フクシマアキラ]
1936年東京生まれ。東京大学医学部卒業、東京大学大学院博士課程修了。医学博士。専攻は精神医学。東京医科歯科大学助教授、上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。病跡学の権威として知られるほか、精神鑑定医として多くの著名事件を手がける犯罪心理学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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