内容説明
現在わが国の神社総数は十一万余。そのうち、神社本庁管轄の宗教法人は約八万を数える。しかし、神社には二つとして同じものはない。「お稲荷様」「八幡様」の名で親しまれる各神社も、祭神は同じだが、由来、祭り、建築物などはそれぞれ異なっている。日本人にとって八百万の神々とは。神社はいかに生活に溶け込んだのか―。本書では、その起源、御利益、社格の違いなどをわかりやすく解説。なぜ「神社」を「杜」と呼ぶのか?「神宮」「神社」「大社」の違いは?「しめ縄」とは何か?神道学の碩学による入門書。
目次
序章 神社とは何か
第1章 神社の定義
第2章 神社の歴史
第3章 神社の祭神
第4章 神社の祭祀
第5章 神社信仰の諸形態
第6章 神社の参拝
第7章 神社の建築
第8章 神社の文化財
終章 神社とパンテオン
著者等紹介
三橋健[ミツハシタケシ]
1939年、石川県生まれ。國學院大學文学部日本文学科卒業。同大学院文学研究科神道学専攻博士課程修了。神道学博士(國學院大學)。國學院大學神道文化学部教授および同大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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