内容説明
古代史を代表する「あの人物」たちは誰にも言えない秘密を持っていた…従来の歴史を覆す衝撃の一冊。
目次
第1章 古代史の秘密を握る人たち(祟って出ていた蘇我入鹿;古代史のすべての秘密を握る藤原不比等 ほか)
第2章 異色の天皇列伝(二人いたハツクニシラス天皇;独裁権力を欲した雄略天皇 ほか)
第3章 時代の転機に出現した女傑たち(謎に満ちた三世紀の女王・卑弥呼;日本を建国した神功皇后 ほか)
第4章 伝説のヒーローたち(スサノオと出雲の謎;実在した?しない?大国主神の正体 ほか)
著者等紹介
関裕二[セキユウジ]
1959年千葉県柏市生まれ。歴史作家。仏教美術に魅せられて足繁く奈良に通い、日本古代史を研究。古代をテーマにした書籍を意欲的に執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とも
20
★★★☆古代神話時代から奈良代までの長い古代史の事件を大きく常識を覆しつくす。古くは神話 浦島太郎のモデルは、出雲のスサノオや大国主とはなんだったか、10代までの天皇の実在性、継体・天智・天武と万世一系、神功・斉明・持統・称徳女帝の功罪、聖徳太子や中臣氏(藤原氏)の出生の秘密、道鏡の謎、万世一系の天皇家と聖武天皇などなど盛り沢山。2018/06/17
Yukihiro Nishino
9
相変わらずの関ワールドが炸裂する作品。真偽のほどは解らないが、着眼点は素晴らしく納得させられる部分もある。 しかし、この人の書籍は多数発売されているが、内容が重なっている部分も多い。そろそろ考古学の成果等新しい事実に基づいた評論が読んでみたいものだ。2017/08/19
ちか
0
ユニークな視点で書かれてはいるけど史的裏付けは薄い
イチロー
0
卑弥呼、神功皇后、聖徳太子、天智天皇、天武天皇、持統天皇、光明子etcユニークな視点で歴史と伝説の人物たちに迫っている良著。安い。2011/12/15
猫之助
0
お手ごろなお値段なので手にとってみました(笑) 関さんの著書はまだ一冊しか読んだことがないのですが、あれあれこれ、読んだことあるぞという内容があり、どことな~くこれまでの本をつなげてるんじゃない?という感が否めず。 あとトヨの項とか無理矢理つなげているような気もしないでもないのですが、でも、それなりに楽しめたので★3つ。 「~は認めている」とかそういう文章が目立つけど、それは著者のがそう「認めている」って感じただけであるから、やっぱり日本書紀とか原文読まないとなーと思いました。2010/05/25