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雲の上の青い空

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  • サイズ B6判/ページ数 276p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569692906
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

登校班から一人遅れて歩く女の子、忽然と姿を消した銀幕のスター、ひきこもりの青年…。ささいな気持ちのすれ違いに悩み、互いに傷つく人たち。心が曇る日があっても大丈夫。真実を見つめる素直な瞳があれば、いつだって青空は広がっている。日常の謎を描く名手が贈るハートウォーミング・ミステリ。

著者等紹介

青井夏海[アオイナツミ]
千葉県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。1994年に『スタジアム虹の事件簿』を自費出版し話題となり、2001年、同作が創元推理文庫から刊行され、ミステリー界に新風を吹き込む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nyanco

23
青井 夏海さん、お初。Aのように見えるが実はBでもCでもなくてHです…くらいに、へ~っとさせる感じはなかなかお上手。「透明な面影」が一番好き。引きこもりの三男坊、じい、三男坊のことをアレと言い放つ父親、親子の溝が氷解するラストはとても好き。どれもモチーフとしてはとても面白く、なかなか面白い解を導き出す方で、日常のミステリーとしても面白い。でも、何だか今ひとつ入り込めないのは、主人公の脩ちゃんのキャラがはっきりしないからなのか…、う~ん勿体ない。続→2010/06/28

はる

21
う~ん。なんか一杯嫌な奴らが出てきた。宅配便をしてる主人公は普通の人なのに絡んでくる人が私の嫌いなタイプばっかり。改めて関わりたくないタイプだと思った。2016/07/28

らびぞう

11
宅配業者シロヤギ便(なんか、ネーミング可愛い!荷物お願いしたい。)に勤める寺坂脩ニ。彼の周りで何故だか起こる、日常のミステリー5編。各編にちょっと気になるキャラが出て、いい感じ(1話アカネ・2話利津子・3話藤代・4話小宮・最終話永瀬)。そうして、全編通じて登場する茶木。でも、実際に、宅配業の人たちって、いろんなこと見てるんだろうなぁ。お互いの人間性が、1番現れやすいかも。2019/08/25

RAKUSI

10
元探偵の宅配便ドライバーが、周りのちょっとしたミステリーを解決していく短編集。面白かったです。後味の悪くない小説でした。2014/08/17

すわっち

9
元探偵の宅配ドライバーが解決する日常ミステリー。面白かったです。読みやすくて、サクサクいけました。やっぱり、ワーキングホリデーと比較してしまいいます。2016/08/11

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