出版社内容情報
社内で認められず、バイヤーや店舗も無視する珍奇な企画。ところが今、そんな商品ばかりがヒットする。マーケットに何が起こったのか?
市場に奇妙な現象が起きている。「男前豆腐」「鼻セレブ」「Sushi Disk」「暴君ハバネロ」……最近売れた商品たちは、かつてと何かが違う。
これらに共通するのは、確実に周囲の「予想を裏切ったこと」にある。「こんなモノは売れない!」と社内から反発された商品、バイヤーも無視する商品……その予想に反し、消費者の反響を呼ぶ。大手の広告代理店も苦戦する「“今”の市場」では、こんな商品“ばかり”が売れ、人々を戸惑わせる。
本書は、深く切り込む企業取材に定評のある著者が、この難解な市場の中でヒットとなった商品の「なぜ売れたのか」「どうすればこんなモノが生み出せるのか」の核心にギリギリまで迫る。また「450gもある『男前豆腐』が売れる理由は」「『ケータイ』、今や大きい方が売れるのはなぜ」など、「市場に何が起きているのか」を鋭く考察する。今までの手法では売れない。気付いた会社はもう始めている――。
内容説明
「男前豆腐」が一丁450gもある理由とは?「ケータイ」、今や大きい方が売れるのはなぜ?今までの手法では売れる商品が作れない。気づいた会社はもう始めています。
目次
第1章 「国民的」商品の解体
第2章 ニッチが新分野になる瞬間
第3章 時代の流れをつかむ
第4章 消費者の感性が変化する瞬間をつかむ
第5章 「ジョーシキ」の壁
第6章 「こだわり消費」の時代
第7章 そして、一人の消費者に返れ
著者等紹介
夏目幸明[ナツメユキアキ]
編集プロダクション『解放区』主宰。1972年、愛知県生まれ。豊橋工業高校から早稲田大学に進学、広告代理店、第一企画(現・アサツーディ・ケイ)に入社。その後、出版業界に入り、何を書いても『熱い記事』になるライターとして名を馳せる。『DIME』(小学館)でヒット商品開発秘話に光をあてる「UN・DON・COM」、『週刊現代』(講談社)では日本の工業技術力の真髄に迫る「物は語る」など、インタビュー記事を中心に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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マエダ
阿呆った(旧・ことうら)
しゅんぉぅ
ぼにい