内容説明
このまま温暖化が進んだら、われわれの地球はどうなるのか。もし地球に住めなくなったら、惑星移住というオプションはあるのだろうか。天文学者と少年が織り成す「第二の地球」探しの物語。
目次
地球の生命は宇宙から来たかもしれない、というお話
温暖化で地球がもうすぐ金星になる?
月のクレーターと恐竜の関係
宇宙の果てを見に行こう!
月には青空がない。夕焼けもない
火星の海でひと泳ぎ
金星には今日も硫酸の雨が降る
土星の輪。タイタンのアヒル。エタンの海
第二の地球―3つの条件
太陽が生まれてから死ぬまで
ハビタブルゾーン
銀河系の中のどこに住むのがいいか
キャッチボールと救急車の音と太陽系外惑星系
第二の地球を探せ!
ケンタウルス座アルファ星…太陽の双子の兄
著者等紹介
有本信雄[アリモトノブオ]
1951年12月、新潟県生まれ。東北大学にて天文学を学ぶ。理学博士。パリ・ムードン天文台(仏)、ハイデルベルグ大学(独)、ダーラム大学(英)にて銀河の化学進化の研究で活躍した後、1992年帰国し、東京大学理学部助教授となる。1999年より、東京大学理学部にて天文学概論を講義。1997年より2001年まで日本天文学会欧文研究報告編集長。2001年より国立天文台教授。すばる望遠鏡の科学的運用に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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