新装版 活眼 活学 (新装版)

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新装版 活眼 活学 (新装版)

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  • サイズ A6判/ページ数 252p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569691336
  • NDC分類 159
  • Cコード C0012

出版社内容情報

安岡哲学が網羅された名著を、新装版として復刊。「活学」の重要性を説いた碩学による本書の内容は、いまでも色褪せることはない。

目先で見るのと、長い眼で見るのとはどこが違うか。一面的ではなく、多面的に見ると、何が見えてくるのか。枝葉末節で見るのと、根本的に見るのでは、結果としてなにが変わるのか――。昭和という時代を生きた多くの指導者たちが、なぜ著者を人生の師と仰ぎ、その言葉を自らの指針としたのか。そのエッセンスが盛り込まれたのが、本書「活眼・活学」です。著者の論講のなかから、物の見方、考え方についての優れたものを選りすぐり、まとめあげた名著が、特別クロス表紙仕様の新装版として復刊。肉眼では見えないことが、世の中にはたくさんありますが、それを見抜く「心眼」をどう養い、自らの行動に活かしていくか。どのような書物からどう学び、自らの人生にどう活かしていくか。そうした人生の根本の学びが本書には具体的に語られています。なにか大切なことを置き捨てて、次の時代へと進みつつあるいまの日本、日本人への警世の書でもあります。

目次

1 活眼・活学(肉眼と心眼;時世と活学;保守と革新 ほか)
2 人生心得(切磋琢磨の三原則;運命;知識と悟道 ほか)
3 座右銘選話(行動の原理;人生と信友;世の頽廃と生の愛惜 ほか)

著者等紹介

安岡正篤[ヤスオカマサヒロ]
明治31年、大阪府に生まれる。東京大学法学部卒業。「東洋思想研究所」「金鶏学院」「国維会」「日本農士学校」「篤農協会」等を設立。また戦後は「全国師友協会」「新日本協議会」等をつくり、政財界の精神的支柱として多くの敬仰者を持った。全国師友協会会長、松下政経塾相談役を歴任。昭和58年12月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

76
ノムさん(野村克也氏)が愛読されたということで読んでみましたが、これがなかなか難しいです。再読必須です。 2015/06/01

なかしー

48
audiobook聴き放題。野村克也氏の推薦書だったので気になって読んでみた。 活字だったら、けっこう難しそう… 聴き読だと、ナレーターの読み上げ方もあり?、坊さんの説法みたいで面白かった。2022/10/09

ビイーン

24
本書は難しくてとっきにくさがあるけれど、昭和時代の大物経営者や政治家などが愛読しただけあって非常に奥が深い。読んだけれどサッパリ理解できなく再読は必須。何度も繰り返し読んでみてこそ価値が出る本なのだろう。2020/04/23

C-biscuit

21
再読。以前読んだのであるが、野村克也氏の本にも出てきたので再読である。古い本であるが、哲人安岡正篤の論考をまとめた形になっている。色々書かれているが、知識、見識、胆識などはいつの世もそうであり、仕事をする上でも非常に重要なのを再認識するところである。結局はこれまでの経験領域にしか人間はいないと思うのであるが、そうであるからこそ温故知新というのが成立し、偉人の本を読むことに価値があるのだと改めて思う。女子教育の話などは完全に今でも通用するネタであり、徳川幕府の成功はまさにこれにあるとのことである。なるほど。2019/09/27

RED FOX

15
「諾」と書いて「はい」と読み、「検べる」と書いて「しらべる」・・・。今度仕事で使おうかな(笑)などなど読者に媚びぬ歯ごたえ満点の、それでいて平明な「生きる教え」であります。ちょっとこじつけな解釈もありますが(^^ゞ著者の底抜けの誠意におぼれること必至!お気に入りは「寛容は超脱のもっとも丁寧な形式である」byボナール2014/03/17

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