出版社内容情報
身近な問題からマーケティングを考える本。
売上アップにつなげる知識やコンセプト、現場で活かせるノウハウなど、身近な問題から取り組める実践的なマーケティング入門書。
マーケティングとセリング(販売)は似ているが、その違いは仕組み(戦略、戦術)にある。ただ、理論や概念をいくら理解したところで実践に役立たなければ無意味。
▼では、実際の仕事の現場でどう活かすか、これが問題だ。大切なのは発想を変えたり、自分ならどうするかと考えること。一言でいえば、「センス」が問われているわけだ。
▼では、どうやってそのセンスを磨くか。著者はトレーニング次第でマーケティング・センスは身につくという。
▼本書は、日頃著者がセミナーで披露しているノウハウがもとになっている。まず「問題」があり、それについて読者が考える構成。たとえば、(A)壊れたパソコンを、なるべく高い金額で売る、(B)定価300円の宝くじを400円以上で売る、どちらを選んで売るか。といったように考えながら進める。
▼学生や新入社員はもとより、現役のビジネスパーソンにも取り組めるマーケティングの「頭の体操」である。
目次
第1章 マーケティングはどこにあるのか?
第2章 まずは準備体操
第3章 客のことを分かるために
第4章 客に近づくために
第5章 4Pその1 商品戦略(プロダクト、Product)
第6章 4Pその2 価格戦略(プライス、Price)
第7章 4Pその3 チャネル戦略(プレイス、Place)
第8章 4Pその4 販売戦略(プロモーション、Promotion)
第9章 客との関係を維持するために
第10章 おわりに
著者等紹介
安田貴志[ヤスダタカシ]
理工学部卒業後、マーケティングリサーチやコンサルティングなどの業務を経た後、総合通信販売の会社にてマーチャンダイジングアドバイザーやマーケティングマネージャーとして活躍。取扱商品のブランド化や、年間数億円の売り上げアップにつながる販売促進策を実現し、会社の成長に貢献。その後、インターネット通販の会社では、業容拡大のため業務改善や業務効率化などを担当した。現在は、モノの価値を変える情報や、その情報を提供、インフラを構築するIVCに参画。様々なクライアントを対象にコンサルティングや新規事業開発に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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