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サムシング・グレートの導き―「心の科学」から見えてきたもの

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  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569690179
  • NDC分類 460.4
  • Cコード C0012

出版社内容情報

科学と哲学と宗教の隠れた連関性を探る。

科学、哲学、宗教。人間の生き方に影響を与えるファクターは、いかに結びついているか。「心の科学者」村上和雄の人生から探る。

「人間は、サムシング・グレートの導きによって生成発展している」……。科学者として、人間の遺伝子を研究してきた村上和雄が、長年の考察の上にいたった思想とは。村上本人と、村上の研究を見つめつづけて来たノンフィクションライターが、「人間・村上和雄」の人生を辿りながら、科学・宗教・哲学の間にあるものを見極めてゆく。生命とは何か、生きるとはどういうことかという命題に正面から迫る、思考満載の一冊。

●プロローグ ――平和のメッセージを舞台回しする 
●第一章 「サムシング・グレート」のままに 
●第二章 こうして遺伝子ONになった 
●第三章 「天理」が親里だった ――渡部靖樹 
●第四章 メッセンジャーとして…… ――村上和雄 
●エピローグ ――「科学――哲学――宗教」

目次

第1章 「サムシング・グレート」のままに(小柴昌俊の突っこみに軽妙洒脱に応えたダライ・ラマ;「仏教は心のサイエンス」と言い切るダライ・ラマ ほか)
第2章 こうして遺伝子ONになった(遺伝子は、大いに「ON/OFF」しうるものかもしれない;たしかに遺伝子の「ON/OFF」切り換えは、あります ほか)
第3章 「天理」が親里だった(かつて松下幸之助が悟ったという、天理の里で;この懐かしく親しみのある皮膚感覚は、いったい何だろう? ほか)
第4章 メッセンジャーとして…(日野原重明先生と、松本元先生から、大いに学んだこと;トマトが一株に何万個も結実する不思議が教えてくれた… ほか)

著者等紹介

村上和雄[ムラカミカズオ]
1936年、奈良県に生まれる。京都大学大学院博士課程を修了。米国オレゴン医科大学研究員、米国バンダービルト大学医学部助教授を経て、1978年、筑波大学応用生物化学系教授となり、遺伝子の研究に取り組む。高血圧の黒幕である酵素「レニン」の遺伝子解読に成功、世界的に脚光を浴びる。1996年、日本学士院賞を受賞。筑波大学名誉教授。国際科学振興財団バイオ研究所所長

渡部靖樹[ワタナベヤスキ]
1943年、石川県生まれ。早稲田大学理工学部に学ぶ。「人(人事)」「食(食育)」「生命(生命科学)」「環境(地球環境)」をキーワードに追求するノンフィクション・ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tkr

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稲盛和夫の著書「生き方」に、サムシング・グレートという概念が出てきたので気になり読んでみた。理系科目が苦手だった私にとってはよくわからないことも多かったけれど、科学。哲学や宗教とむすびつけて考えることの重要性を感じた。遺伝子のオンオフ。命は授かっている。私も病気でこれまでの自分を見直す機会があったのだけれども、この生命という神秘性を感じれるセンスをもっと身につけたいと思った。2023/09/29

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