• ポイントキャンペーン

いちばん近くてふしぎな星 月の大研究―すがた・動き・人とのかかわり

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A4判/ページ数 79p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784569689753
  • NDC分類 K446
  • Cコード C8544

出版社内容情報

意外と知らない、地球に最も近い天体を探る!

今からおよそ400年前の1609年、イタリアの科学者ガリレオ・ガリレイは、自作の望遠鏡で月を見ました。目に入ってきたクレーターだらけの月面は、想像をはるかに超えたものでした。それから360年後の1969年には、アポロ11号が人類初の有人月面着陸に成功しました。その後も月の探査は続けられ、2007年から2009年にかけては、日本の月探査機「かぐや」が、月の成り立ちや月の内部の解明に役立つ多くのデータを集めました。

月は地球の4分の1強の大きさがあります。回っている惑星に対する大きさの比がこれほど大きな衛星はほかにありません。わたしたちにとっては見慣れた身近な天体ですが、じつはとてもめずらしいふしぎな天体なのです。本書では、月がどんな世界で、どんなすがたをしているのか、どのように誕生したのか、天体としてどのような動きをしているのか、などについて、写真とイラストでわかりやすく解説しています。

内容説明

昼は130度で夜は-170度、自転と公転に周期が同じ。意外と知らない身近な天体を探る。

目次

1章 すがた(はじめて月に行った人たち;月はなぜ明るく見えるの?;月の表面を見てみよう! ほか)
2章 うごき(月のひと晩の動きを見てみよう!;地球の自転と月の見え方;月の日ごとの動きを見てみよう! ほか)
3章 ぶんか(月の動きと暦;世界の神話にえがかれた月;今も人びとに愛される月 ほか)

著者等紹介

縣秀彦[アガタヒデヒコ]
1961年長野県生まれ。東京大学附属中高教諭などを経て自然科学研究機構国立天文台准教授・天文情報センター普及室長。専門は天文教育(教育学博士)。日本天文学会天文教材委員長、科学の鉄人実行委員長ほか。研究テーマは研究機関からの学校教育支援に関する実践的研究など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tetsu

8
★4 月の満ち欠けが、先日読んだ藤岡陽子の「金の角持つ子どもたち」に出ていたので、月に関する本を図書館で探してみた。満ち欠けの仕組みはネットで調べ理解したが、地球が太陽を回る公転面と月が地球を回る公転面のずれを知りたかった。 小学生向けの本のだけど、「金の角持つ子どもたち」の主人公俊介は超難関中学受験のため、この高度な理屈を理解したのだなあ、と感心した次第です。2021/08/24

竜王五代の人

3
2009年の、小学生向けの大型本。クレーターやジャイアント・インパクトの想像図が派手で楽しい(月が地球のほんのそばで形成されているが、これは誇張か?)。軌道の図解も分かりやすくてグッド! 文化面として、月の模様の見立て(ウサギ・カニ・ロバ・女性の横顔・薪を担ぐこども)が挙げられているが、毎夜毎夜、同じ面を地球に向けている月でさえ見立てがいろいろあるとあっては、雪形の共通認識が広まらないのも当然だ。2024/10/14

さお

3
月の表と裏があるなんて知らなかった。月の海に名前があるのも知らなかった。うん、勉強になりました。最近宇宙に興味あり。2015/07/16

まとり

2
誰も月は魅力的に感じるのですね。児童書ですがやっぱり難しい・・・。2015/07/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2208444
  • ご注意事項

最近チェックした商品