出版社内容情報
人と動物のふしぎでゆかいな話がいっぱい!
いたずら好きのたぬき、まぬけなおおかみ、字を読む犬……。おかしな動物とゆかいな人間が大活躍の落語・小ばなしを12話紹介。
人につかまえられて、上へ上へとにげているうちに、天に昇ってしまったうなぎ、助けられた恩返しにと、人に化けてそうじ・洗濯・料理をするたぬき、毎晩てんじょうで、“ねこごっこ”をしてあばれまわるねずみ……。昔、人の近くにいた動物たちが登場する落語・小ばなしを収録。みんな、いたずらやひょうきんなことをして、人をびっくりさせたり、笑わせたり。そのときの動物と人とのやりとりがおもしろく、時には心のふれあいにちょっぴり感動することも。落語まんざい、落語コント、落語劇など、友だちと演じられるスタイルで紹介している落語もあるので、学校行事などの出し物のシナリオとしても使えます。
▼音読用:うなぎの天のぼり、たぬきのおさつ/小ばなし:おおかみのこうかい、きつね、ねこのものまね/落語まんざい:ねこの名前、ほらふきやじろう、ねずみたいじ/落語コント:字の読めない犬/輪読用:牛ほめ/落語げき用:ごんべえだぬき ほか
●〔落語(音読用)〕 うなぎの天のぼり(原題 うなぎの天昇り)
●〔落語(音読用)〕 たぬきのおさつ(原題 たぬき)
●〔小ばなし〕 おおかみのこうかい (原題 おおかみの失敗)
●〔小ばなし〕 きつね
●〔小ばなし〕 ねこのものまね(原題 ねこの声色)
●〔落語まんざい〕 ねこの名前(原題 ねこの名)
●〔落語まんざい〕 ほらふきやじろう(原題 弥次郎)
●〔落語まんざい〕 ねずみたいじ(原題 ねずみ)
●落語まんざいをおもしろくえんじる方ほう
●〔落語コント〕 字の読めない人(原題 字のよめぬ犬)
●〔落語(りん読用)〕 牛ほめ
●〔落語(落語げき用)〕 ごんべえだぬき(原題 権兵衛狸)
●おもしろくえんじるヒント(1)
●おもしろくえんじるヒント(2)
内容説明
にげようとして天にのぼるうなぎ、助けてもらったおん返しに、お金のおさつに化けるたぬき、毎ばん“ねこごっこ”であばれまわるねずみ…。こんなおかしな動物たちが登場する落語や小ばなしが11話入ってるよ。友だちとできる落語コント、落語まんざいもあるよ。
著者等紹介
たかしま風太[タカシマフウタ]
本名、高嶋和男。1943年山形県生まれ。1968年に公立小学校の教師となり、30年間務めたのち創作活動に入る。20歳の時に、故・林家三平師匠と出会い、落語の世界に興味を持つ。現在は日本児童文芸家協会会員で、子どもの本や教育関係の本を出版。日本レクリエーション協会公認、レクリエーション・インストラクター
うちべけい[ウチベケイ]
島根県生まれ。武蔵野美術大学卒業。大手広告代理店デザイナーを経て、絵本作家、童画家として活躍中。保育出版物の創作ばなしなども多く手がける。日本児童出版美術家連盟、創作集団プロミネンス各会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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