出版社内容情報
季語を通して身のまわりの四季の風物を紹介。
子猫、金魚、おでん……どの季節を表すことばかな? 身近な季語を絵で紹介し、くらしの中の四季を感じ取るきっかけとなる一冊。
日本には、豊かな自然の恵みをもたらす四季があります。身のまわりをみれば、季節ごとに咲く花、鳴く虫、吹く風のちがいに気づくはずです。本書では、春夏秋冬の季節ごとに、くらしのなかにどのような季語があるのかを美しいイラストで紹介します。日本人として知っておきたい四季の風物がいっぱいで、俳句鑑賞や俳句づくりの手引きとしても役立ちます。
▼<春>春らしさをさがしてみよう……桜、蜜蜂、しゃぼん玉 ほか/春の食卓で……鰆、浅蜊、新入生 ほか <夏>夏の風物を見てみよう……蝉、入道雲、水着 ほか/夏祭りで……浴衣、蛍、金魚 ほか <秋>秋の気配を感じてみよう……月見、栗、露 ほか/秋の野山へ出かけよう……柿、茸、鱗雲 ほか <冬>冬を感じることばを見つけよう……霜、冬眠、木枯らし ほか/年末の市場で……鱈、数の子、門松 ほか <季節のことばをもっとさがそう>植物、動物、生活・行事、天文・地理、時候
[春]
●春らしさをさがしてみよう
●春の食卓で
[夏]
●夏の風物を見てみよう
●夏祭りで
[秋]
●秋の気配を感じてみよう
●秋の野山へ出かけよう
[冬]
●冬を感じることばを見つけよう
●年末の市場で
●*季節のことばをもっとさがそう*
●五十音順さくいん
内容説明
季語は、俳句のなかで春夏秋冬をあらわすことばで、日本人の四季に対する感覚を反映したものである。この本では、季語を通して、身のまわりの四季の風物を紹介する。
目次
春(春らしさをさがしてみよう;春の食卓で)
夏(夏の風物を見てみよう;夏祭りで)
秋(秋の気配を感じてみよう;秋の野山へ出かけよう)
冬(冬を感じることばを見つけよう;年末の市場で)
季節のことばをもっとさがそう(植物―花や草木にかかわることば;動物―鳥や虫、魚、動物にかかわることば ほか)
著者等紹介
荒尾禎秀[アラオヨシヒデ]
1944年生まれ。東京学芸大学教授を経て、清泉女子大学文学部日本語日本文学科教授。専攻は日本語学(近世~近代日本語の語彙・表記・辞書)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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