出版社内容情報
人は何をどのように食べているのでしょう?
モンゴル、東南アジア、アルゼンチン……。気候や習慣が異なる国々の食材や料理を写真で紹介。「食」を考えるきっかけとなる一冊。
世界の人々はどんなものを食べているのでしょうか? 食べるとはどういうことなのでしょうか? 日本では見たことがないような食事、市場の様子、家庭の食卓など、実際に行って、見て、触れて、味わった著者が、貴重な写真とともに紹介。自分たちの文化や食べているものについて考えるきっかけとなる一冊。
▼<第1章 世界の人々の暮らしから>米の話……ご飯は手で食べる?/野菜を長く保存する工夫……トルコのピクルス、韓国のキムチ/どうしたら魚を長く保存できるか?……スペインのシオカラ? タイのスシ?/肉も魚も使っていない?……台湾の精進料理 など <第2章 どこで何を食べていたのか?>コロンブスがアメリカ大陸を発見する以前の世界の食文化を、文化人類学の研究成果をもとに作成された地図で解説。第1章で紹介した現代の食文化を考えるヒントになります。
▼見開きごとにテーマにそった課題をあげ、調べ学習に最適です。
●まえがき 「食べる」ってどういうことなのだろう
●1章 世界の人々の暮らしから
●2章 どこで何を食べていたのか?
●あとがき いろいろな地域でいろいろな食文化がある
目次
1章 世界の人々の暮らしから(米の話1 皮も、麺も米;米の話2 ご飯は手で食べる?;米の話3 モチ米にもいろいろある;中国の小麺の話1 北麺南米(北の麺と南の米) ほか)
2章 どこで何を食べていたのか?(主食の穀物は何だったのか? 米と麦などの地図;これも主食として食べられていた その他の穀物とイモなどの広がりは?;どんな動物を飼っていたのか? 家畜と乳しぼりの文化;どんなもので味をつけていた? 調味料の文化圏 ほか)
著者等紹介
森枝卓士[モリエダタカシ]
1955年熊本県生まれ。高校生の時、アメリカの著名な写真家W・ユージン・スミスと知り合い、写真家を志す。1978年国際基督教大学(ICU)卒業(文化人類学専攻)。以来、写真家、ジャーナリストとして世界各地に取材。食文化についての写真、レポートを新聞、雑誌に発表。早稲田大学、札幌大学などで食文化論を講じる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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