出版社内容情報
こどもたちに人気の北欧ファンタジー。
橋をわたりたいやぎと、やぎをたべてしまおうとかんがえているかいぶつ・トロルがちえくらべ。やぎたちは、ぶじに橋をわたれるかな?
おなじみの昔話をボードブック用に再話した絵本です。
▼むかし、さんびきのやぎがすんでいました。ちいさいやぎと、ちゅうくらいのやぎと、おおきいやぎです。
▼ちいさいやぎが「かわをわたって、むこうのはらっぱのくさをたべたい、メェ~」というと、ちゅうくらいのやぎが「かわには、こわ~いトロルがいるよ。メエ、メエ、やめようか」とまよいます。ところが、それをきいた、おおきいやぎが「いいかんがえがあるんだ。だいじょうぶだよ」といって、にひきにヒソヒソばなしをはじめました。
▼はなしがおわると、はじめにちいさいやぎが、はしをわたりました。そのとき、トロルがあらわれましたが…。
▼「あっ! たべないで。だって、あとから、おおきいやぎがくるよ」とちいさいやぎがいいました。すると、トロルは「なるほど。おおきいほうが おいしいに きまってる。おまえをたべるのは、や~めた」とちいさいやぎを、みすごしたのですが……。
内容説明
「おっと!たべないで。だってあとからこーんなにおおきいやぎがくるよ」「そうか。おおきいほうがおいしいにきまってる。おまえをたべるのはやーめた」。北欧の民話をもとにした絵本。
著者等紹介
さくらともこ[サクラトモコ]
乳幼児教育研究所所長。ロングセラー「グリーンマントのピーマンマン」シリーズ(岩崎書店刊)、劇あそびもできる「みんなでやろう」シリーズ(PHP研究所刊)、ほか数多くの絵本作品を発表。「一丁目のドラねこ」など、手あそび歌の作詞・作曲や振付も多数手がけている
もとながきょうこ[モトナガキョウコ]
出版社勤務の後、イラストレーターとして保育・幼児教育関係の書籍・雑誌を中心に活躍。造形や壁面構成も手がける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。